紀子さま、上皇さまに「お黙りなさい!」の喝 「愛子天皇への想い」綴った著書に“絶版要求”



文/高山麻子

皇室のご予定

宮内庁は10月19日から25日の皇室のご予定を発表した。天皇、皇后両陛下は21日、赤坂御所に児童養護施設の関係者を招き、新型コロナウイルス禍での施設の状況や取り組みについて話を聞かれる。両陛下はコロナ禍で特に大きな影響を受ける医療関係者やお年寄り、身体障害を持つ人々を思いやり続けてきた。

特に日本の未来を担う子供たちを取り巻く環境には大きな関心を持たれ、それらに関係するご進講を多く受けられている。子供に関するご進講は以下の通り4回に及ぶ。

  • 5月14日
    • 子供の貧困問題について
    • 内閣府の嶋田裕光氏
  • 6月12日
    • 保育現場の状況について
    • 厚生労働省の渡辺由美子氏、社会福祉法人日本保育協会の大谷泰夫氏
  • 7月21日
    • 生活困窮世帯の子供たちについて
    • 内閣府の嶋田裕光氏、厚生労働省の渡辺由美子氏、豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林知絵子氏、あすのばの小河光治氏
  • 10月1日
    • 学校の状況について
    • 東京都公立小学校長会会長の喜名朝博氏ら

コロナ禍で直接の訪問がかなわない状況の中でも、新たな形式で熱心なご活動を続けられる両陛下。SNS上などでは「素晴らしいお取り組み」「自然体で飾らない天皇ご一家は信頼できる」という声が挙がっている。

昨年は麻布保育園へのご訪問も

また、長女・愛子さまのご近況について、赤坂御所関係者は次のように話す。

「愛子さまの通われる学習院大学は、9月28日より2学期をスタートさせていますが、一部の実習などを除いて原則オンライン授業で対応することになったようです。愛子さまは日頃、御学友らともオンライン上での交流をされています。また、恒例の秋の文化祭『桜凛祭』はオンラインでの開催が決まっており、そちらの準備も楽しく進められているようです。赤坂御用地では眞子さまや佳子さま、悠仁さまとともに運動を楽しまれることもございます」(赤坂御所関係者)

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女性天皇への期待感は更に高まる

ところで、政府は11月8日に秋篠宮殿下が皇位継承順一位となったことを国内外に宣明する「立皇嗣の礼」を執り行うことを決定しているが、秋篠宮家に寄せられる祝福の声は小さい。一部では、秋篠宮殿下、悠仁さまの御即位が確定したかのような喜びが広がっているものの、多くの国民が儀式を歓迎しているとは言えない状況だ。

「立皇嗣の礼という儀式は、皇室の歴史上前例がないものです。秋篠宮家への皇位の委譲が確定したかのように国民意識を誘導するための儀式とも言われています。

同家を巡っては、眞子さまと小室圭さんの結婚問題が2年半以上にわたり国民の心をざわつかせている状況。小室圭さんの留学決定や現地での最上級の奨学金獲得を巡る経緯、紀子さまのご実家である川嶋家の“皇室利用”についても不穏に感じる国民が多く、将来、秋篠宮家や川嶋家、小室家が皇室を我が者のように支配する未来が訪れるのではないか、と危機感を持つ人も少なくないのです」(皇室ジャーナリストの佐藤公子氏)

「理想の家族像」とされた秋篠宮家

愛子さまがご生誕以来、「女性・女系天皇容認」への世論は、約8割と高水準を保ち続けている。共同通信社が今年4月に実施したアンケートによれば、女性天皇に「賛成」「どちらかといえば賛成」は計85%、母方に天皇の血筋がある「女系天皇」にも計79%が賛同しているなど、過去最高レベルに女性天皇誕生への期待感が高まっている。

「これも、健やかにご成長された愛子さまのお姿こそが、国民が思い描く天皇像に近いためだと思います。また、菅政権内部にも女性天皇容認派は少なくありません。自民党の二階俊博幹事長や河野太郎行政改革担当相などの名前が筆頭に挙がりますが、菅総理自身も’05年の衆院選において、新聞社のアンケートに『女性天皇賛成』と回答しているのです。国民の期待感に押されて、今後皇室典範の改正に至る可能性は十分にあります」(前出の佐藤氏)

上皇さまのお考えと紀子さまの努力

また、当事者である皇族方がどのようにお考えなのかは、多くの人が関心を持つところだろう。政治的発言への配慮から、皇位継承に関する意見を公に向けて述べる機会は少ないものの、親しい知人や職員を通じてお心の内を発信されることもあるようだ。

上皇陛下の80年来の御学友として、長きに渡る交友関係を築いてきた明石元紹氏は、著書で次のように上皇陛下のお考えを代弁している。

第一子に世襲するのが、皇室問題については、やはりいちばん大事なことだと思います。今の世の中は男女差別をしない世の中になっていますから、たとえ女性であっても第一子、第一子の第一子を柱に立てて進めていかないと、混乱が生じ、恣意的になり、発言に責任がなくなってくるでしょう。

私は、陛下のお気持ちもそうではないかと思っています

明石元紹、小田部雄次『君は天皇をどうしたいのかね?』敬文舎、2017

元宮内庁職員の小内誠一氏はこう話す。

「明石氏は、男系、女系にこだわる皇位継承は一般の国民の感覚とは異なる、と将来国民と皇室の間に大きな隔たりが出来てしまうのではないか、と警鐘を鳴らしています。お小さい頃の上皇さまをよく知るご友人の証言ですから、上皇さまが如何に愛子天皇に前向きであったかがわかる貴重な証言と言えるのではないでしょうか。悠仁さまの存在も、上皇さまのお心を変えるきっかけにはならなかったということでしょうね」(小内誠一氏)

一方、ある秋篠宮家の関係者によれば、紀子さまは皇室関係者が皇位継承問題について、あれこれと口を出すことに悩まれていると話す。

「紀子さまはこれまで、悠仁さま御即位のために様々な手を尽くされてきました。皇室関係の書籍は全て職員にチェックさせています。特に、明石氏のように実名を名乗って『上皇陛下は女性天皇賛成だ』といったことに言及する人にはしばしば『これは問題ではないでしょうか?』と直訴することも。時には職員を通じて出版社に“絶版”を依頼することもあるほどです」(秋篠宮家関係者)

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