紀子さまに韓国系の血が流れている? 驚くべき“疑惑の真相”が明らかに



文/宮本タケロウ

「紀子さま韓国人説」について

11月8日にいよいよ“立皇嗣の礼”が挙行される。御代替わりに伴う一連の儀式の最後を飾る国事行為であり、皇統が秋篠宮家に引き継がれることを内外に宣明する極めて重要な儀式だ。皇統がこれからも着実につがれることに国民の歓びは大きいものと確信する。

ところで、この“立皇嗣の礼”に反対する声も多いことも事実だ。これに伴い、インターネット上に「紀子さまが韓国人である」というウワサさがあるのを皆さまはご存知であろうか。ただのゴシップだと私は思うのだが、アンチ秋篠宮派の中では頻繁に語られる言説である。

その根拠の一つに挙げられるのが、紀子さまが大学1年の時に行った韓国旅行の写真だ。

何の変哲もない、韓国に旅行に行った紀子さまのスナップショットであるが、80年代当時に韓国に行く日本人女性などほとんどいなかったため、これが「韓国の親戚に会うために韓国に行った証拠」としてアンチ秋篠宮派から挙げられるのである。

つまり、「紀子さま韓国人説」の論法はこうだ。

  1. 1980年代に韓国に旅行に行く女子大生などほとんどいない。
  2. 紀子さまはわざわざ韓国に旅行に行った。
  3. ⇒よって、紀子さまは韓国人だ。

ということである。

しかし、仮にそうだとしたら、そんな疑惑付きの写真をわざわざ雑誌に提供するのはおかしいと気が付くが世の良識だ。

それに、上記の三段論法にはかなりの論理の飛躍がある。つまり、こういうことだ。

  1. 2020年現在、アフリカに観光旅行に行く女子大生などほとんどいない。
  2. 女子大生がわざわざアフリカに旅行に行った。
  3. ⇒その女子大生はアフリカ人だ。

この調子である(笑)。こんな論理飛躍が成立するわけがなかろう。

唯一存在する「もっともらしい証拠」

さて、一事が万事この調子の「紀子さま韓国人説」であるが、唯一、もっともらしい”証拠”があるのも事実だ。議論を公平なものにするため、その”証拠”にも触れたい。

「紀子さま韓国人説」の証拠、それは、大阪府大阪市大正区にある焼肉店、「焼肉屋たつみ」に飾られたこの写真である。

「紀子さん おめでとう」とあることから、礼宮・紀子さん婚約時に撮られた写真であろうと推定される。

そして、この写真が、以下の個人ブログではこのように紹介されているのである。

(個人ブログ:サトルのコトノハ

 

おそらくブログ主が店主から聞いたのであろう。「『焼き肉屋たつみ』の店主と紀子さまが遠い親戚のようです」と書かれている。そして、この写真の下には店の関係者らしき人物から祝福されている紀子さまの写真も飾られているのだ。

(下の写真に注目。店主家族(?)から祝福を受ける紀子さまが見える)

 

“大阪の焼き肉屋”といえば確かに主として在日コリアンの産業であるため、仮に「『焼き肉屋たつみ』の店主と遠い親戚である」ということが事実であれば、「紀子さまは韓国人と親戚である」可能性は高くなる

「焼き肉屋たつみ」の事業主は誰か

そこで問題となるのが、「焼肉屋たつみ」の事業主は誰なのか?と言うことであろう。

早速、大阪市の生活衛生監視事務所が公開している「食品営業許可施設一覧」を調べると、「焼肉屋たつみ」の営業主の名が判明した。

営業主の名は“森谷省三”氏。

この森谷省三という名前が果たして①在日コリアンの通称名なのか、②日本人の本名なのか、または③帰化した在日コリアンの帰化後の名前なのかどうかを客観的に証明することは、個人情報であるため、即座には不可能である(③であれば、官報をくまなく探せば判明するかもしれないが)。

ちなみに、在日コリアンに詳しい人物の談は以下の通りである。

「在日コリアンの通称名は、苗字については金(キム)氏から一字とった「金田、金本」や朴(パク)氏の先祖の名前を付けた「新井」のように、ある程度パターン化するのが一般的ですので、一般論として「森谷」の苗字を名乗る在日さんは少ないと言えると思います。

また、名前ですが、在日コリアンの場合、『ジフン/とものり』と読む『(金本)知憲』や『チュソン/ただなり』と読む『(李)忠成』など、韓国語でも日本語でもどちらでも通る名前を付けるのが一般的ですが、一般に「省三」は朝鮮人の名前には多く使いませんね」(在日コリアンに詳しい人物)

以上の見解はあくまで一般論であり、金永三や朴考三という実例もあるので、「省三」があり得なくはないが、「森谷」と「省三」が韓国人が好んで通称名に用いる名ではないとは言えよう。

「焼き肉屋たつみ」の店主はいかなる人物か

さて、その森谷省三氏であるが、ググってみると以下のアウトドア雑誌で文章を書いたことがあるということが分かった。

森谷氏はこの雑誌で「バーベキューでの肉の焼きかた」を解説しているのである。

講師役の森谷省三さんは、大阪大正区の焼き肉の名店「たつみ」の店主。お肉に関する探究心は人一倍のプロフェッショナル。先日も本場アメリカに肉の食文化を視察に行かれたりと勉強熱心なんですよね。

とにかく森谷さんが取材で伝えていたのは「結果的には国産和牛を買うのが最も安上がり」という話し。「よい肉は、よい環境で育てられ、良い脂がのり、おいしく安全である。健康面でも結果的には得をする」とのこと

『PLAYOUT』vol1

「安物の外国産を買ってはダメ」「少々高くても国産を使うのが総合的に一番良い」と、かなりの卓見を述べていることから、韓国人であろうが日本人であろうが、りっぱな職業倫理を持った料理人であることは事実と分かる。

紀子さまの家系図に、“森谷”姓は…

最後に、紀子さまの御実家である川嶋家の親族に森谷姓があるかどうかを見てみたい。

こちらが、川嶋家の親族相関図である。

いかがだろう? どこにも「森谷」という姓は出てこない。

こうしてみると、もしかしたら「森谷省三氏の妻の実家の親族が川嶋家の親戚と繋がっている」という可能性はあるかもしれないが、それ以上のことは何も言えないのではないだろうか。

以上、「紀子さま韓国人説」を客観的に分析したが、それを裏付けられる証拠は確認されい

「紀子さま韓国人説」を唱える人へ

しかし、よくよく考えてみれば、桓武天皇の生母も朝鮮半島出身であるので、仮に紀子さまの親戚に韓国人がいたとして、何の問題があるのだろう? 上皇陛下は平成13年の誕生日会見(12月18日)において、サッカーのワールドカップ日韓共同開催に触れ「私自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」と触れられた。皇室には人種平等を重んじる。これほど素晴らしい皇室にただただ感動する。

これ以上、「紀子さま韓国人説」を唱えて秋篠宮家を貶めようとする人たちには、ある提案をしたいと思う。

それは「皇統の男系男子の維持」である。

なぜなら、制度的に皇統の男系継承を維持すれば、仮に皇族の結婚相手の親族に外国人がいたとしても、父子一系でスッキリと日本人の血筋を保てるからである。”妃殿下”という母系でいくら外国人の家系が混ざろうとも、父系が一貫して皇統を伝えていれば、何の心配もないではないか?

現在は「父の父の父の…」と父方をさかのぼって、一貫して天皇に繋がるから良いが、将来、仮に女系天皇を容認してしまえば、天皇の父方をさかのぼると、もしかしたら本当に外国人に繋がる可能性も出てくるだろう。

皇室に外国人の血統が入り込むのを本気で恐れるのなら、男系の維持こそが唯一の適切な策だ。

このように、主として男系の血筋に重きを置かない女性・女系天皇容認派(愛子天皇派)から「紀子さまは韓国人!」として「天皇の先祖に外国人が入り込む」と喧騒されているのは、不可思議な現象である。