なぜ美智子さまは、愛子さまを憎み、悠仁さまを溺愛するのか?“宮内庁監修”から見る「驚きの事実」



文/佐藤公子

美智子さまはいつまでも主役

世は令和となったが、いまだに出版界の主役は美智子さまのようだ。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんが監修した『上皇・上皇后さまがお慈しみの植物図鑑』(イースト・プレス)が今年6月17日に刊行された。両陛下のお傍にあった83種の植物を、お歌やエピソードとともに紹介する植物図鑑だ。

「売り上げは今一つ。平成の頃は美智子さまの写真をカバーに出せば飛ぶように売れたころもありました。やはり令和になり上皇陛下も美智子さまも皇居から引っ越されているのに、吹上御苑にある植物を両陛下と結びつけるというのは、いささか強引なきらいがあります。しかしそれでも美智子さま需要はあります」(都内大手書店店長)

美智子さまの人気は未だ衰えずといったところだろうか? 宮内庁の外郭団体・菊葉文化協会がつくる皇室カレンダーでは、令和になっても雅子さまより美智子さまの登場回数が多い。

それより驚かされたのは令和元年11月9日の国民祭典(天皇陛下御即位奉祝委員会)で使われた告知資料だ。なんと中央には純白の衣装に身を包む美智子さまのお姿が。お隣の上皇陛下は背景に溶け込んでおり、凝視しなければ気が付かないほど見事に同化している。さらに主役である天候陛下と雅子さまは欄外に小さく掲載されるという、驚きの扱いだ。

国民祭典の告知資料

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宮内庁監修の写真集が続々と…

令和となっても平成と変わらぬ存在感を放つ美智子さま。先ほどの出版関係者は次のように続ける。

「昭和の頃は、よほどの記念がないかぎり皇室写真集など刊行されませんでしたが、平成のあいだは、“何でもいいから、ともかく記念を探して出版する”という状況でしたね。普通は出版社側が宮内庁に『監修』を依頼するのが通例なのですが、宮内庁側から出版社に刊行を打診することもあったそうです」(同前、都内大手書店店長)

と言って見せてくれたのは、宮内庁協力の元、扶桑社から出版された『皇后陛下古希記念―皇后さまの御親蚕』(2004)と、これを増補した『皇后陛下傘寿記念―皇后さまとご養蚕』(2014)の二冊だ。

「2004年に刊行された写真集は、美智子さまの古希(70歳)を記念して出版されたもの。皇后陛下の単独記念にもかかわらず立派な本が出版されたので驚きました。正倉院宝物の修復に美智子さまの生糸が使われたことを記念して、どうしてもこの業績をカタチとして残したいという強い希望があったそうです。

さらにこの10年後に傘寿(80歳)を記念して同書が増補され再刊されました。さすがにもう売れないだろうと思いきや、これが大人気となり驚きました。会合などで配布するために500冊まとめ買いされる団体さんもいらっしゃったほどです。あの時ほど美智子さまパワーに驚かされた日はありません」(同前、都内大手書店店長)

写真集に見る悠仁さまと愛子さまの違い

女性週刊誌で皇室記事は定番だが、出版業界でも美智子さまは堂々たる“女帝”のようだ。ところがこの『皇后陛下傘寿記念―皇后さまとご養蚕』が2014年に再刊されたとき、宮内庁では一筋縄ではいかない揉め事があったという。当時、宮内庁に務めていた小内誠一さんは次のように語る。

「揉めた争点は二つありました。第一に、天皇陛下の傘寿記念ですら宮内庁監修で本を出していないのに、美智子さまの傘寿記念で本を出すことについてです。やはり『目立ち過ぎる』という声はありました。ただでさえ美智子さまは天皇陛下よりスポットライトがあたりますので…。

また新版(2014)には旧版(2004)に色々なエピソードを加えました。2006年に悠仁さまがお生まれになっていましたから、美智子さまの小石丸(国産の蚕)で織られた悠仁さまへの御産召(おうぶめし)の写真が載りました。

しかし旧版が刊行された2004年の段階で愛子さまは既にお生まれでしたが、同様のエピソードは掲載されず、新版でも追加されませんでした。これが第二の争点です。“憎しみ”を感じるほどの徹底ぶりです。

この二点についてかなり揉めましたが、結局、秋篠宮ご一家のエピソードは満載なのに、東宮ご一家を無視するという写真集に仕上がってしまいました」(小内誠一さん)

愛子さま養蚕を美智子さまは知っていたのか?

2014年版に増補されたページ「悠仁さまの御産召(おうぶめし)」

 

美智子さまの養蚕写真集には、秋篠宮家のエピソードは満載だが、雅子さまや愛子さまに触れることは無い――。

この小内さんの発言を受け写真集を見直すと、確かに美智子さまが眞子さまに宛てた手紙や、悠仁さまの御産召の写真は確認されるが、愛子さまや雅子さま、そして皇太子殿下(現、天皇陛下)の写真が一枚もないという構成だった。

だが“写真集騒動”はこれだけに終わらない。最後に小内さんは呆れ気味に次のように語った。

また、これはつい最近明らかになったことですが、宮内庁は今年6月12日に、愛子さまが小学校三年生から自宅で養蚕に親しまれていたと発表しました。

そうであったのに、この写真集に愛子さまのエピソードは一切載りませんでした。これはカドがたちやすい。美智子さますら愛子さまの養蚕を知らなかったのか、それとも知っていても載せなかったのか。どちらにしても恐ろしい」(小内誠一さん)

平成の時代、天皇家と東宮家の断絶の深さがしばしば週刊誌を賑わせてきた。まさか美智子さまが出版された写真集がそれを裏付けるとは恐るべき現実である。

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