天皇陛下「愛子を天皇にするのはやめてください」衝撃の肉声をついに公開!


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天皇陛下「愛子を天皇にしないでください!」

衝撃の情報が入ってきました。

国民の8割が賛成している!と言われて久しい「愛子天皇」ですが、なんと当の天皇陛下/愛子さまの父親が、これに難色を示されているというのです。

情報の元は94年から2012年まで朝日新聞編集委員を務め、皇室担当記者としても名が高い岩井克己です。

『週刊朝日』の2020年11月6日号に、同・岩井氏と皇室の問題にも造詣の深い政治学者の御厨貴とのこのような対談が掲載されたのです。

御厨:新聞などの世論調査では、「愛子天皇」賛成の声が高い。

岩井:だが、宮内庁の幹部と話をしても、「一刻も早く女性・女系天皇の容認を」「愛子さまを天皇に」という声は聞こえてこない。

御厨:やっぱりね。

岩井:思い出すのは、小泉内閣での、皇室典範改正の議論です。

御厨:悠仁さまが生まれておらず、孫の世代に男性皇族がひとりもいない皇室は危機的状況にありました。 岩井 政府は吉川弘之元東大総長を座長とする有識者会議を発足させて、「着地させろ」と散々にもめていた。そのとき、皇居の奥から花弁が舞うように、皇太子さまが、「ちょっと待ってくれませんか」と言いだしたという証言が聞こえてきた。

御厨:ははあ。

『週刊朝日』2020年11月6日号

小泉政権下で「女系天皇/愛子天皇」を認める方向で動いていた有識者会議の意見に「ちょっと待ってください」と天皇陛下(当時・皇太子)が述べたということです。

愛子天皇に反対した天皇陛下の“優しさ”

本当ならびっくり仰天の話ですが、天皇陛下が「愛子天皇はちょっと待ってください」とおっしゃった理由は何なのでしょうか。岩井氏と御厨氏の対談はこう続きます。

御厨:皇太子さまが「待った」をかけたかった理由は?

岩井:雅子さまが適応障害で体調を崩し、子育てでも悩んでおられるなかで、「愛子さまが天皇になるぞ」と典範改正までされたらどうなるのか、と心配されたのかもしれませんね。

同上

小泉政権下で有識者会議が開かれた当時は、雅子さまが適応障害を患っていた時期と重なります。

そんな時期に「愛子さまを天皇に!」という形で法律が決まってしまえば、雅子さまにとっては壮絶なプレッシャーがのしかかることは間違いなかったでしょう。

当時の有識者会議が報告した「女系容認案」は言ってみれば、「男の子が生まれない皇太子一家のために女の子が天皇になれるようにしよう」という案でしたが、これに対して、当時の皇太子さま(現・天皇陛下)が「そんなことは大きなお世話です。ほっておいて欲しい」と思っていたことが推測されます。

そして、その「女系容認案」は結局、翌年(2006年)の悠仁さまご誕生でうやむやになり、お蔵入りとなりました。その後は皇位継承の議論は進まぬまま、秋篠宮さまが皇嗣となることが既定路線として現在に至っているというのが現状に至る流れです。

美しく聡明な愛子さま。国民からの期待は絶大だ。

「愛子さまを天皇に!」という人は一人もいない

この現状について、天皇陛下や宮内庁はどのように考えているのでしょうか。

岩井氏と御厨氏の対談ではこのように述べられています。

御厨:そのあと、いろいろなことが皇室の家族に起きました。当時の皇太子ご一家周辺の「赤坂」と平成の天皇ご夫妻周辺の「千代田」で溝も深まりました。

岩井:ええ、その溝は天皇と皇太子と秋篠宮の3人が毎月会う三者会議が定例化するに従い、埋まったようです。秋篠宮が皇嗣として事実上の皇太弟となることにも不協和音は聞こえてきません。秋篠宮が皇嗣として事実上の皇太弟となることにも不協和音はためではないでしょうか。

それを理解しないまま、世論調査で「女性天皇」への賛成が多いから道は決まっている、と言う。

宮内庁幹部の中には、「今は『愛子さまを天皇に!』、という人は宮内庁にも官邸にもひとりもいない」と明言する人もいます

同上

いかがでしょうか。

秋篠宮が皇嗣として事実上の皇太弟となることにも不協和音はない

今は『愛子さまを天皇に!』、という人は宮内庁にも官邸にもひとりもいない

この情報は非常に重いものではないかと思います。

世間では、「愛子天皇に賛成派は国民の80%!」や「アーヤが天皇になったら皇室が終わる!」などという暴言に溢れていますが、当の天皇陛下や宮内庁側はそれとは正反対に「秋篠宮さまが天皇になるのが既定路線である」と考えているのですね。

凛々しき表情が頼もしい悠仁さま。成績もトップクラスの秀才であるという。なにより将来の天皇である。

数百年ぶりの兄弟継承にYES!

これはやはり、考えてみたら当たり前のことでしょう。

よく世間では「秋篠宮は皇位継承順位の暫定1位」「皇嗣は皇太子ではない」などと言われますが、愛子さまは暫定1位もなにも、そもそも皇位継承順位すらありませんし、生まれてこの方皇嗣として扱われたことすらありません

ということを考えると、世間でかまびすしい“愛子さまファン”の方々が「愛子さまを天皇に!」という戯言を述べていますが、そういった動きに対して、当の愛子さまは心底迷惑しているのかもしれませんね。

いよいよ秋篠宮さまの“立皇嗣の礼”(11月8日)まで1週間少々となりました。

令和の御代の代替わり儀式がこれでようやく完遂されることになります。

数百年ぶりの“皇位の兄弟継承”に恙なく進むことをお祈りしたいですね。

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