「立皇嗣の礼」がなかなか延期されなかった深いワケ 新証言「紀子さまがコロナより強行にこだわった」



文/宮本タケロウ

立皇嗣の礼、延期へ

いよいよ立皇嗣の礼が11月8日に執り行われる。本来は4月19日に挙行される予定だったものが、コロナ禍にともなう緊急事態宣言が出されたからだ。

 秋篠宮さまが、皇位継承順位1位の「皇嗣」になられたことを内外に広く伝える「立皇嗣の礼」について、政府は、(中略)新型コロナウイルスの感染が都市部で急速に拡大し、法律に基づく「緊急事態宣言」が出されたことを踏まえ、政府は、延期も含め、再調整することになりました。

NHK(2010年4月10日)「立皇嗣の礼」延期含め再調整へ 政府

この報に接し、秋篠宮を慕う人々からも「妥当な決断だ。ぜひ万全を期して盛大に祝いたい」という声が多く聞こえた。私もその通りだと思う。

他方、緊急事態宣言が出されるギリギリ4月10日に至ってようやく延期となったことに疑問の声も多く聞かれた。元宮内庁職員の小内誠一さんは「オクの知人の話によれば、紀子さまがコロナよりも強行挙行に拘り、最後まで粘っていたそうです」と語るが、本当だろうか? 今回はこの謎を追ってみたい。

女帝・紀子さま。マニッシュな雰囲気が美しい。

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大規模な縮小が決まっていた立皇嗣の礼

そもそも、政府は

  • 「宣明の儀」  縮小(350人⇒50人)
  • 「朝見の儀」  縮小
  • 「饗宴の儀」  中止

のように、大規模な縮小と中止を行うことで調整を進めており、特に2度にわたって行われる「饗宴の儀」(三権の長、都道府県知事の代表、各国駐日大使ら含め750人が招待予定だった)が中止となるのは、嘆かわしい限りだったため、今回、延期の決定となり、収束後に「宣明の儀」、「朝見の儀」「饗宴の儀」が3つとも盛大に行われる方針となったことには喜びに堪えない。

高級ブランドBVGARIのイベントに出席される紀子さま。和装が美しい。

事実に基づかない「立皇嗣の礼、反対」論

さて、コロナウイルス禍が高まるにつれ、一部から激しさを増した「立皇嗣の礼、反対」の声であるが、その際に事実に基づかない主張がされたのも事実だ。

特に、「都道府県知事が招かれているので、不要不急の移動をし、知事みずから東京からコロナを地方に持ち帰ることになる!」という意見である。

おそらく儀式次第・細目を見みず憶測で発言をしているのであろうが、細目見れば明らかだがことが原因だろう。実は各都道府県の知事がそれぞれ招待され出席するのではない。

ここに参列者の一覧を見せよう(宮内庁から入手)。

(立皇嗣宣明の儀、参列者一覧)

 

4 地方公共団体に「都道府県知事の代表」とあるが、これは各都道府県知事が出席するという意味ではないのだ。全国知事会の会長である徳島県知事が全国の知事を代表して出席するという意味である。

そもそも縮小されていた立皇嗣の礼

実は、今回とは異なって、平成の立太子の礼(すなわち今上陛下の立太子)には全国の都道府県知事が全て招かれたという。つまり、今回の「立皇嗣の礼」は平成の「立太子の礼」に比べて、そもそもの時点で縮小がなされていたのである。

では、なぜ、立皇嗣の礼はそもそも縮小されていたのか?

この点について、宮内庁関係者から話を聞いた。

「今回の立皇嗣の礼は、基本的には平成度の立太子と同じなのですが、参列者の推薦基準については、平成度とは数十人単位で外国の大使が増えましたので、同様とした場合には参列者数が大幅に増加してしまう懸念があったのです。ですので、やむなくその基準について所要の見直しが行われたという経緯があります。

また饗宴の儀も平成時は3回であったのを、今回は2回としました」(宮内庁関係者)

-なぜ、規模を大きくしても平成時を踏襲しなかったのでしょうか? 饗宴の儀の回数を減らした理由はなんでしょうか?

「表向きは『皇族方の負担軽減』とされています。が、実は、陛下と、今回の主役ともいうべき秋篠宮さまの意向に沿ったというのが、実情です。特に秋篠宮さまからは『身の丈に合った形で…簡素に』という要望が出されたそうです。国事行為と言えども税金ですから、そこには経費削減して国民の負担を減らしたい、という殿下のお気持ちがあったのではないでしょうか」(宮内庁関係者)

また、今回、ギリギリまで立皇嗣の礼が延期されなかったことについても、宮内庁関係者はこう語った。

「世間の人は、簡単に『延期!』だの『中止!』だの言いますが、何も『立皇嗣の礼』は皇居だけでやるものではなく、伊勢や橿原など全国の神社も巻き込んで行うんです。

(立皇嗣の礼、関連行事)

また、秋篠宮さまをはじめ、皇室の意向はむしろ『延期』であって、実施を強行しようとしていたのは安倍政権だと、安倍さんがとりあえず早く『立皇嗣の礼』を終わらせたいという意志があったと聞いています。そんな中、”緊急事態宣言”が出されたんです。”緊急事態宣言”が出された後、秋篠宮家から内々に内閣府に『やはり、延期にするべきではないか』と伝達があったんです。それで、皇室の意向を察した安倍政権がようやく『延期』の判断にいたった、と。こういうことなんですよ」(宮内庁関係者)

なるほど。世間でつとに語られる「秋篠宮家、特に紀子さまが立皇嗣の礼を強行したがっている」という話とは真逆の見解だ。

正確な情報を基に正確な理解を!

ともあれ、今回の記事で、真偽不明の情報が飛び交っていた立皇嗣の礼について正確な情報を届けられたのではないかと思う。

11月8日に挙行が決まった“立皇嗣の礼”も、決して紀子さまが強行を望んだからではなく、あくまで秋篠宮家は国民に寄り添い苦楽を共にしたいと願っているのだ。紀子さまの慈悲の深さに感動せざるを得ない。だが元宮内庁職員の小内誠一さんは次のように断言する。「いやいや、違うでしょ。連日、新型コロナの感染者は数百人出ている状態です。秋篠宮家の慈悲があれば“立皇嗣の礼”など挙行できるはずがありません」

どんな主張をするにしても、正確に表現することは重要だろう。これからも、良質な情報を提供できるよう、心がけていきたい。

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