天皇家と秋篠宮家の「義務と権利」一覧表が物議 「宮家特権がやばい」「どっちが偉いのか…」と話題に


文/浜茄子あずさ

麗しい令和2年もあと少し

空気の澄み切った冬がいよいよ到来です。世間では新型コロナウイルスで騒がしく多くの皇室イベントも“取りやめ”になりましたが、徐々に平穏な日常を取り戻しつつあります。11月は8日に“立皇嗣の礼”、13日に眞子さま“お気持ち発表”、30日に秋篠宮殿下“誕生日会見”と怒涛のイベントが連続していました。

一方で「愛子さまではなく秋篠宮さまが次の天皇でいいのか?」という国民の素朴な疑問に答える間もなく進められしまった「立皇嗣の礼」ですが、昨日、Twitter上に面白い一覧表がアップされ、拡散されたという情報が入りましたので紹介をしたいと思います。

“一覧表”の内容は、題して「皇太子家&秋篠宮家“義務と権利”の一覧表」です。皇太子家は今の天皇家のことですね。

平成時代の皇太子家と現在の秋篠宮家の義務と権利・特権がどのように異なるのかを図解にしたものになります。

(Twitter上に拡散している「東宮家・秋篠宮家の義務と権利一覧表」)

この表を見る限り「天皇家(皇太子家)よりも秋篠宮家の方が偉いの?」「秋篠宮家の特権がやばい」「どっちが偉いのか解らない」といった声も聞こえてくるかと思います。アキシンジャーは涙目…ともなりそうな子細な表ですが、実はこちら、“当サイトきっての秋篠宮派”とも目される宮本タケロウ氏が教えてくれたものです(“敵”に塩を送る宮本氏に感謝)。

表の中身を抜粋して紹介しましょう。

秋篠宮さまの皇嗣特権

特権1:皇室経済法の制限を受けないまま、皇太子並みの予算を享受

秋篠宮さまは「自分は皇太子になる教育を受けていない、高齢になってからの即位はできません」と主張したため、“皇太子”にはならず、皇室経済法上の“内廷皇族”として扱われることを拒否しました。2020年11月30日に公開された誕生日会見でも、秋篠宮殿下は「内廷皇族になるという話はどこかで出ていたのかもしれませんけれども、皇太子とか皇太弟とか名称はともかくとして、恐らく内廷皇族になるというのは少し違うのではないかというのは意見として結構あったと私は記憶しています」と仰り、自らの意思で内廷皇族(皇太子)を辞退されたことを明かされています。

が、関わらず、予算は一般の宮家皇族(3050万円)の3倍(9150万円)を受け取り、さらに、“皇太子”となると制限される“謝礼公務”も制限がありません。

公務で出される謝礼は、日本国内における金銭の授受である限りは国税局には報告の義務がありますが、「宮内庁には報告する義務はない」とされており、事実上のザル会計でいくらでも誤魔化しができるのが実情となっています。この詳細については森暢平『天皇家の財布』(新潮社、2003)に詳しいです。問題個所を抜粋しておきます。

宮家皇族に関する金銭授受制限の運用は、天皇家以上に不透明である。宮家の場合、譲受も賜与も宮内庁総務課を通さなくていい。財産授受があっても届け出がなければ、宮内庁は把握することはできない。

は森暢平『天皇家の財布』(新潮社、2003)180頁

警備はユルく、気楽にやりたい

特権②:警備や政府専用機の使用を拒否

「皇太子とならない」という秋篠宮さまの意思は尊重されたものの、「皇位継承者である以上は厳重な警備をするべき」というのが国の方針です。これは当然でしょう。

ですが秋篠宮さまは平成時代に皇太子家(現・天皇家)がされたような厳重な警備を望間ませんでした。

「厳重警備拒否」にどのような背景があるのか分かりませんが、「今まで通りの自由気ままな行動を制限されるのは嫌だ」ということではないかというのが一般的な予測です。その証拠に、『女性セブン』2019年5月30日号によると「フットワークを軽くしたい」という殿下のお考えが報道されました。

公園デビューもディズニーランドも厳重な警備体制の下で行わざるを得なかった東宮一家に比べると、これも特権…と言わざるを得ないかもしれませんね。

(ディズニーランドを訪れた東宮家(当時)。上品なお姿はご立派だ)

“皇太子の仕事”を未経験

特権③:秋篠宮さまは国事行為の代行もしていないどころか、宮中祭祀にも関わったことがない

令和の時代は秋篠宮さまが皇嗣として、天皇不在中の国事行為の代行をすることになりますが、秋篠宮さまは平成、昭和を通じて国事行為の代行をしたことがありません。それどころか宮中祭祀も衣冠束帯ではなく、なんと燕尾服の洋装で、宮中三殿の外から兄や父親の行う儀式を見守るだけでした。

名実ともに“皇太子”だった天皇陛下が、平成時代にそれらをしっかり学ぶ機会があったのとは正反対です。

しかも秋篠宮さまは「皇太子にはならない」と固辞されました。「重要な皇室儀式の継承はどうなるのだろう?」と不思議に感じる人も多いはずです。

ですが、これについては心配ありません。ご安心ください。秋篠宮さまが皇嗣となられ、皇太子伝来の護刀“壺切御剣”を預けられたことで、宮中三殿に昇ることがようやくかないました。2020年の新嘗祭から、天皇陛下の傍らで祭祀を「観察」されておられます。

即位後初の宮中祭祀「勅使発遣の儀」素晴らしい厳粛さだ。

 

43億円をかけた宮邸の大改修

特権④:“皇太子”の義務を果たさないにも関わらず、43億円をかけて宮邸を大改修

平成時代、天皇陛下は昭和35年(1960年)に現上皇陛下の住まいとして建てられた東宮御所を改修しながら使い続けました(築60年!)が、秋篠宮さまはというと33億円をかけて自邸を大改修しました。それどころか、仮住まいである赤坂東邸にも10億円近くのお金がかかっているとのことです。よ合計すれば、総額43億円! しかも本邸に至っては「将来の天皇である悠仁さまのため、屋根は軽量で頑丈なチタン製に!」という紀子さまの強いご要望が叶ったとのことです。さる宮内庁幹部は次のように驚きの声をあげます。

「秋篠宮邸の坪当たり単価は皇居よりも高価。新築という点からすれば、令和の両陛下のお住まいより立派でしょう。紀子さまがお気に召した北欧家具なども続々と到着していますので、実際に総額は100億円規模かもしれません」(宮内庁幹部)

「皇太子にならない!」はずなのに、皇居レベルの建物には居住する。これに懸念を持つ人も多いのは至極当然のことではないでしょうか。

秋篠宮さまと悠仁さまはどうなるのか?

以上、一覧表の中身を紹介してきました。表には「祭祀を行わない、国事行為の代行も経験がない秋篠宮殿下は時代天皇としての重責を果たしうるものなのか?巨額の皇族費や40億円以上の住まいの待遇は身の丈に合ったものなのか?」との声が記述されています。

このような疑問は、そもそもの話として、秋篠宮さまが「皇太子とならない」と自ら発言したことに原因のすべてがあるでしょう。

秋篠宮さまが「皇太子としての重責を担う」と、そのままシンプルに平成時代と同様の皇太子となられれば「義務も果たすのだから権利も発生するのは当然だ」となるだけであって、なんの批判も起こらなかったことと思われます。

果たして、「皇太子にはならない(=義務を負わない)にもかかわらず、皇太子並みの待遇は得る」というのが正しい皇室の在り方なのでしょうか…

その判断は、ただ歴史が下すのみとなるかもしれません。

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