紀子さま、安倍首相辞任に悲嘆「一体、誰が悠仁を天皇にするのですか!?」の不安



文/木下聡

安倍首相辞任で男系皇統維持はますます困難に

今月28日、安倍晋三首相は、首相官邸で行われた記者会見にて、「8月上旬に潰瘍性大腸炎の再発が確認された。病気の治療を抱え、体力が万全でない中、大切な政治判断を誤ること、結果を出せないことがあってはならない。総理大臣の職を辞することとした」と述べ、辞任する意向を表明した。

安倍首相は、小泉政権時代には官房長官として、女性・女系天皇を容認する皇室典範改正議論を中止させるなど、男系男子による皇統維持に特に尽力してきた政治家としても知られている。そのため保守派からの支持は今も極めて高い。

世論調査で7~8割近い国民が女性・女系天皇を容認する立場の中、男系皇統を主張し続けてきた安倍首相の辞任は、今後の皇位継承議論にも大きな影響を及ぼすことが予想される。

安倍首相辞任にお嘆きの紀子さま

今回の安倍首相の辞任に関して、将来悠仁さまが皇位を継承し天皇となることを何よりも望んでいた紀子さまは大変お嘆きになられているという。

「昨年11月には、共にラグビーW杯決勝戦を観戦されるなど、秋篠宮ご夫妻は安倍首相と大変懇意にされていたことが知られています。

このことは当然、安倍首相が保守派の政治家として男系男子による皇位継承の維持にこだわってきたことと無関係ではありません。

紀子さまは時に“安倍首相こそ、誰よりも皇室の伝統の重要性と価値について理解している政治家”と高く評価しておられ、“安倍首相こそ、皇位継承議論をリードする政治家として相応しい素晴らしい素養と資質の持ち主”との想いを抱かれておりました。

それだけに、安倍首相の辞任には大変お嘆きになられたようで、このニュースを知った際には、『悠仁は天皇に成れますか? 一体、誰が悠仁を天皇にするのですか!?』とも仰られたようです」(宮内庁関係者)

共にラグビー観戦を楽しむ秋篠宮ご夫妻と、安倍首相、麻生大臣(2019年9月20日撮影)

次期首相は女系容認派か

安倍首相が辞意を表明したことで次期首相への注目が集まっているが、石破茂元幹事長など次期首相候補の中には、「女系容認」について言及する者もいる。

女性・女系天皇を支持する世論が多数派となる中、男系皇統支持を主張する一部の保守派は厳しい立場に追い込まれそうだ。

「現在、秋篠宮家に逆風が吹く中、天皇皇后両陛下や愛子さまへの支持は圧倒的です。愛子さまは、その聡明さ、優れた語学力、周囲の仲間皆から信頼される人望の厚さといった素質に加え、幼少期から天皇皇后両陛下のお姿を見て様々なことを学びながら成長してこられたこともあり、世論調査の結果からも分かるように非常に多くの国民が『愛子さまこそ次の天皇に相応しい』と考えているようです。

特に、天皇陛下が即位され、雅子さまが皇后陛下として大変な活躍を見せられるようになってからは、“是非とも、この立派に活躍されてる天皇皇后両陛下の長女である愛子さまが次の天皇になって欲しい”と願う国民が増えています」(全国紙社会部記者)

宮内庁は“悠仁さま即位”に固執される紀子さまの孤立を懸念

このように、多くの国民が“愛子天皇誕生”を望む中、宮内庁は悠仁さまの皇位継承に固執される紀子さまが皇室内や国民から孤立することを懸念しているという。

「秋篠宮家に対する批判が勢いを増す中、すでに、非常に多くの国民が“愛子さまを次の天皇に”という期待を抱いており、“男系男子の悠仁さまこそが次の世代の天皇として相応しい”と考える国民は少数派となっております。

こうした状況で、紀子さまがこれまでのように、“悠仁さま即位”に固執されれば、ますます秋篠宮家の存在は国民の心から離れていくこととなるでしょう」(前出の宮内庁関係者)

実は、昨年朝日新聞(2019年4月20日)が報じた「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」という秋篠宮殿下の“即位拒否”発言も、こうした世論と無関係ではないようだ。

「天皇陛下の弟として、長らく即位のプレッシャーとは無関係に生きてこられた秋篠宮殿下は、これまでも天皇になるための準備を十分にされてこなかったことを懸念されておりました。

実際のところ、殿下が即位の可能性について切実な問題として考えるようになったのは、上皇陛下が生前退位を口にされて以降のことかもしれません。

また、秋篠宮殿下は多くの国民が秋篠宮家への皇位の委譲を望んでおらず、天皇皇后両陛下の直系のご子息である愛子さまの皇位継承を望んでいることを十分に承知されております。そうした中で、秋篠宮家への皇位の委譲に固執すれば国民からの強い反発を招くこともよく理解されているのでしょう。

もしかすると、国民の期待に反してでも悠仁さまを即位させれば、国民にとっても悠仁さまにとっても不幸な結果になる』といったことを考えられているのかもしれません。

また、このように国民も秋篠宮殿下も、“悠仁さまの即位”を希望していない状況で、紀子さまが“悠仁さま即位”に固執すれば、国民からも皇室内でも紀子さまが孤立される可能性もあります。宮内庁としては、なんとかそうした事態を避けたいと考えているようですが、紀子さまの意思は非常に固いため、おそらく説得は困難でしょう」(同前)

男系皇統維持派の筆頭とも言える政治家であった安倍首相が辞任することで、今後ますます「愛子さまを次の天皇に」といった期待の声は高まっていくことだろう。紀子さまにとって、“悠仁さま即位”は長年の悲願であったが、そうした目標も断念せざるを得ない時が近づいているのかもしれない。