秋篠宮さま「ハメられた…」と、安倍総理の“復讐”にお悲しみ



文/伊藤友香子

安倍首相の辞任に動揺広がる

安倍総理は8月28日午後5時、官邸で記者会見を開き、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に、辞任の意向を明かした。これを受けて、現在延期状態となっている秋篠宮殿下の「立皇嗣の礼」の挙行や、その後に本格化される予定だった「安定的な皇位継承に関する議論」は次の政権に持ち越されることになった。

ある宮内庁幹部は『産経新聞』の取材に対し、「譲位による代替わりがつつがなく進むよう、方針の決定や特例法の制定など力を尽くしていただき、感謝している」(8月28日配信)と謝辞を述べたそうだ。だが一方では、「立皇嗣の礼」をいつ執り行うかについての調整が止まったままであることから、皇室内でも動揺が広がっているという。

ある秋篠宮家の関係者はこう話す。

「特に、長らく儀式の延期について『早く! しかも盛大に!』と奮闘していらした紀子さまは、この報道に対し『聞いていません!』と絶叫されました。安倍官邸から体調不良については知らされていたものの、このタイミングでの辞意表明は青天の霹靂です。紀子さまは『これは、立皇嗣の礼も白紙ということ? 悠仁はどうなるの?』と、政府関係者や毎日新聞の江森敬治記者ら、懇意にする各方面へ状況確認のお電話をされていらっしゃいました」(秋篠宮家関係者)

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秋篠宮殿下も困惑

行政の長の交代は、立皇嗣の礼や皇位継承議論にも大きく影響する。コロナの収束時期が不透明な中、最悪の場合立皇嗣の礼は次の政権下で中止に追い込まれる可能性もある。紀子さま以上に動揺されているのが儀式の主役である秋篠宮殿下だという。

「殿下はこの報道を知るやいなや、『ハメられた!』と絶句していらっしゃいました。というのも、殿下は元々ご自身の即位に関しては『皇太子としての帝王教育を学んでいない』と告白されるほど慎重でいらして、安倍政権が強引に『立皇嗣の礼』という儀式を強行しようとする事に疑念を持ちつつも、従ってこられました。

秋篠宮家周辺の記者にはリベラル層が多く、殿下は日頃から『安倍は殿下を利用しているだけ』といったお話をよく受けていらっしゃいましたから『ハメられた』との発言には様々な思いが込められていたと思います。」(同前)

ラグビーW杯の開幕戦を観戦した秋篠宮夫妻と安倍総理

実は、秋篠宮家と安倍総理の間には、上皇陛下の「生前退位」を巡って長らく微妙な空気が流れていた経緯がある。平成時代、上皇陛下と安倍内閣は、安保政策や、憲法改正案などを巡り対立関係にあったことが知られているが、こういった構図は、2016年8月に上皇陛下が発した「生前退位の意向」でますます深刻に。

秋篠宮家についても、「上皇の生前退位をNHKにリークしたのは秋篠宮」というのが衆目の一致するところで、安倍総理は自身の改憲にかける志を邪魔してきた殿下を煙たがっていた向きがあるという。皇室ジャーナリストの佐藤公子氏はこう話す。

「確かに生前退位のおことばの後に、秋篠宮家バッシングの出どころは官邸であるとの噂が広まったことがあります。記者の間でも、殿下に『安倍は、ただ男系男子による皇統護持の姿勢を強調したいがために、むりやり殿下を担ぎ上げようとしている』『本音は苦々しく思いつつも、任期中に何とか功績を残したいだけ』と話を持ちかける者がいる事はよく聞かれましたした。

人情派であられる殿下は、そういったお話にもよく耳を傾けられたとか。安倍総理に関しても、利用されているのを承知でその思惑に従っていたと言えるかもしれません。家族のため、悠仁さまの即位のために、ご自身の皇嗣としての立場をフィックスしたい思いもあったでしょう。ですから、突然の辞任について、散々担ぎ上げられた殿下が“盛大な梯子外し”とお感じになるのも無理のないことです」(佐藤公子氏)

秋篠宮家の弥栄を願う職員

これまで安倍総理は、悠仁さま即位を願う秋篠宮ご夫妻と共闘関係にあるように言われてきた。だがその実、秋篠宮家には良い感情を持っていなかったとは驚きだ。

また、安倍総理は大嘗祭をめぐる秋篠宮殿下の「内廷費で賄うべき」との発言に対しても、「これは反乱」と言い放ち、麻生副総理も「内廷費も税金だし、なんで税金に介入してくるんだ」と不快感を見せていたという。(「週刊文春」4月11日号)

ある宮内庁関係者は言う。

「そういったわけで、殿下にとっては安倍総理の突然の辞任は、“最後の復讐”にも思えたかもしれません。上皇陛下の意向を誰よりも理解し、悠仁さまのご誕生により皇統の危機を救ったのにも関わらず…。秋篠宮家はおおらかで、不器用ながらも周囲の期待に一心に応えようとする素晴らしい宮家であります。これでは殿下や紀子さまがお労しくてなりません。立皇嗣の礼が無事盛大に、華やかに執り行われ、将来悠仁さまが多くの国民から祝福を受けて、御即位されることを祈っています…!」(宮内庁関係者)

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