「愛子に天皇は重荷でしょう」 美智子さまが下した“愛の審判”



文/伊藤友香子

自粛続ける美智子さま

8月15日に「全国戦没者追悼式」に揃ってご臨席された天皇皇后両陛下。陛下はおことばの中で公の場で初めてコロナ禍について言及された。

<私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います>

陛下からの力強いメッセージに、心を動かされた人も多いだろう。象徴天皇制の歴史を研究する河西秀哉(名古屋大学大学院人文学研究科准教授)は「さすが幼少から象徴としての教育を受けた天皇陛下だ」と絶賛。『週刊朝日』で皇室取材を担当する永井貴子氏も「穏やかでありながら大胆。令和流を垣間見た」と舌を巻く。

全国戦没者追悼式(2020年8月15日、日本武道館)

今後のご活動範囲について、小田野展丈侍従長は定例レクで「しばらくはオンラインが中心になると思う」と述べている。両陛下は20日に赤坂御所で「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」を聴講され、「臨場感があり、人と人とのつながりを強く感じました」と感想を述べられるなど、コロナ禍でも国民や世界の人々と心を通わせる方法を前向きに模索されている。

紀子さまの「愛子さま降ろし」が本格化 女性天皇の“封じ込め”に奔走

愛子天皇が「韓国人と結婚」したら、皇室は乗っ取られる!…のか?

紀子さま、ポスト安倍を“ご指名”へ 「これも全て悠仁のためです」と口を挟まれる

上皇后美智子さまの巣篭もり生活

さて一方、すっかりそのご動向が見えにくくなっているのが上皇后美智子さまだ。

今年の3月末、約30年間暮らした皇居・仙洞御所から港区高輪の仙洞仮御所にお引越しされた上皇ご夫妻。上皇陛下は5月28日、お引越し後初めて皇居の生物学研究所に足を運ばれたが、美智子さまは4月に一度歯科検診で宮内庁病院を訪れた以外は、外出を慎む生活を続けられているという。

徹底した巣篭もり生活の背景について、上皇侍従長の河相周夫氏は「コロナ感染などやご健康状態を考慮して」と説明するが、上皇に通じる関係者は、「なにか公のご活動をされれば、週刊誌などに“二重権威”を喧伝されるため、美智子さまは身動きが取れなくなっている」と話す。

また、巣篭もり生活のなかで、皇居にお住まいであったときのように、知人が美智子さまを尋ねてくる機会も非常に少なくなっているという。

そんな中での美智子さまの気慰みは、平成時代に数多く出版されていた雅子さまへの批評本や、週刊誌のスクラップ帳を読み耽ることになっているという。先程の上皇関係者はこう話す。

「美智子さまは、最近iPadをご購入され、それに過去に収集された週刊誌の記事や、書籍を電子化して収納されています。もちろん、保管用と観賞用にもう2冊新たにご購入された上です。『これは、何を読んでいるのか周囲に悟られにくく、素晴らしいですね』と大変満足していらっしゃいます。

この作業はまず書籍を裁断してスキャナーにかけるという手順を踏み、なかなか根気のいる作業のため、専門に請け負う業者もあるようです。しかし美智子さまが情報漏えいを懸念しておられるため、上皇職が鋭意作業にあたっています」(上皇関係者)

愛子さまには天皇は無理?

また、美智子さまは今年学習院大学へとご進学された愛子さまや、現在お茶の水女子大学附属中学校の2年生であられる悠仁さまを大変顧慮されているという。

しかし、外出時に報道関係が殺到することを懸念し、赤坂御用地へと足を運ばれるわけにもいかないため、上皇職が頻繁に赤坂御所や秋篠宮邸に出入りし、そのご様子を確認されているとのことだ。

「美智子さまは、悠仁さまが夏休み中に、秋篠宮両殿下のオンライン公務に頻繁に出席されていたことを高く評価されています。『悠仁は立派です。学業と公務の両立をあの年でこなすとは、大変結構』と目を細めておられます。

一方、愛子さまに関しては、やや懐疑的な眼差しを向けられています。大学の前期日程は全てオンラインであったことや、夏のご静養もお取りやめになったことを挙げて、『時間があるならば公務にも出るべきでしょう』とおっしゃいます。美智子さまにとって、皇位継承をめぐる議論もまた大きな関心事です。勉学との両立がうまくいっている秋篠宮家こそ、模範的な姿であると考えられています。『雅子さんの適応障害のこともありますし、愛子には天皇の立場は重すぎるかもしれません』といったことを仰る時もございます」(同前)

美智子さまが下す愛子さまへの審判。だが、多くの国民は天皇家の質実剛健ななさりように感動を覚え、絶大な信頼が寄せられている。そもそも、皇族方の公務は慣例的に、成人となってからなさるものであった。

控えめでありながらも思慮深く、誠実である天皇家を支持する声は日増しに高まるばかりだ。美智子さまのお考えになる皇族としての模範的な姿は、令和の価値観と齟齬が生まれ始めているのかもしれない。

紀子さまの「愛子さま降ろし」が本格化 女性天皇の“封じ込め”に奔走

愛子天皇が「韓国人と結婚」したら、皇室は乗っ取られる!…のか?

紀子さま、ポスト安倍を“ご指名”へ 「これも全て悠仁のためです」と口を挟まれる