皇室にはびこる“凄絶パワハラ”の実態　ターゲットを辞職させると庁舎内で“祝杯”

多くの方が指摘している様に、職務内容が皇室関係に限定され、都道府県警察に比べて士気が上がりにくい面もあるのではないか。都道府県警察だと、知事部局との交流や本庁、管区との交流もある。

対象とする事件事故なども実に幅広く、多様である。単独の組織として存続するよりも、例えば警視庁の一部門として運用した方が、求められる任務の遂行、関係者の士気や実力の充実両面からベターと思われるが、どうだろうか。

ちょっと不勉強だったので皇宮警察の選抜方法が、これほど杜撰なものだったとは知りませんでした。これでは一般の文科系大学卒対象の国家公務員試験と変わりありません。

皇宮警察特有の教育を施すにしても、まずは一般の警察官以上の警備能力は必用です。よって警視庁直属にしてもいいぐらいです。警視庁の中から人物・学力・戦闘力の秀でた人間の中から陛下の御身を警護するに相応しい人材を選抜すればいいのです。

もちろん、外国勢力や極左など日本文化を根絶やしにしたがっている勢力が潜り込むこともありますので身元確認は何重にも行う必要があります。
諸外国国家元首の身辺警護要員の募集・育成の仕方を研究しながら、新しいシステムを作っていくべき時にきています。

また、陸自の要員でもIT兵器に精通し、射撃に秀でた者で人物・身元のしっかりしている者を編入すべきです。

閉鎖的な組織だから、外部の指摘が入らない点が問題もあるかもしれませんが、要は、目的意識が低いから、使命感が低い方が幹部に登用されるシステムが変わらない限り、現場で一生懸命やっている方が報われないのですよ。ゴマすってなりあがり、表裏を使い分けるヤツは、どの組織でもいますが、それを見分ける上役がいないのが一番問題ではないでしょうか？

まさに「解体的出直し」が不可欠ですね。かつてよく使われた標語ですが、本件にはピッタリ！

そのためには、旧来からの官庁組織に特有のキャリア職とノンキャリ・プロパー’職の区分けと、後者の実務・指揮系統の「タコ坪化」を徹底的に修正することが不可欠と思います。

本件は実は「古くて新しい問題」で、旧軍の宿痾とされ指摘されつつも修正できなかったた「将校と下士官兵秩序」の構造とそっくりです。