紀子さま、ポスト安倍を“ご指名”へ 「これも全て悠仁のためです」と口を挟まれる



文/木下聡

安倍首相辞任表明で注目集まる皇位継承議論

先月8月28日、首相官邸で開かれた記者会見にて安倍晋三首相が辞任を表明した。7年半におよぶ長期政権を築いた安倍首相の突然の辞任の決断は多くのメディアや国民を驚かせた。

体調不良のために辞任を決断した安倍首相であるが、今後の皇位継承議論の行方にも大きな影響が及ぶことが予想されている。

安倍首相は、かねてから男系皇統を維持することの重要性を主張し続けており、安倍政権は上皇陛下が退位され、天皇陛下が即位し、国民の間で「愛子さまを次の天皇に」という期待の声が高まってから後も男系男子のみが皇位継承資格を持つ、現在の皇位継承ルールを維持することを目指していた。

しかし、自民党の次期総裁候補の中には、女性・女系天皇を容認する意見の者も多く、仮に安倍首相の辞任により、女性・女系天皇を容認する皇室典範改正へ向けて議論が前進する可能性も低くない。

安倍政権では、高い支持率を背景に、現行の皇位継承ルールを維持する方針を半ば強引に推し進めようとしてきたが、おそらく次の政権では「女性・女系天皇容認」を望む多数派の世論を、これまでにように無視し続けることは難しいだろう。

「これまでも、世論調査で国民の8割近くが女性天皇容認を支持するという結果が出ていましたが(例、共同通信社2019年10月の電話世論調査では女性天皇を認めることに賛成81.9%、反対13.5%)、昨年天皇陛下が即位され、雅子さまが皇后陛下として大変な活躍をされるようになられて以降は特に、“この立派な天皇皇后両陛下の長女愛子さまを次の天皇に”という世論の期待がこれまでにないほど高まりました。

また、愛子さまご本人も、優れた外国語能力や教養、知性、周囲への気配りを欠かさず、仲間から常に頼られ自然とリーダーシップを発揮されるような人望の厚さなどといった非常に優れた素質を数多くお持ちです。

こうした両陛下のご活躍や、立派に成長された愛子さまのお姿を見て、多くの日本人が“愛子さまこそ次の天皇に相応しい”“是非、愛子さまに天皇になって欲しい”と考えるようになったのも自然なことと言えるのではないでしょうか」(全国紙社会部記者)

たとえ、男系皇統の伝統を重視する保守派の政治家であっても、おそらくこうした国民からの期待の高まりを無視して強引に現行の皇室典範のルールを守ろうとすることは難しいだろう、というのが多くのジャーナリストの共通した見解であるようだ。

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女系天皇容認発言の河野太郎防衛相は総裁選出馬見送り

こうした状況で、安倍首相の後任を決める自民党総裁選において不穏な動きも見られるようだ。先月8月25日に開かれた記者会見にて、母方にのみ天皇の血筋を引く「女系天皇」を容認すべきだと発言した河野太郎防衛相は総裁選出馬の見送りを決定した。

安倍首相の辞任表明前には、「ポスト安倍」の一角とも目され、辞任表明後には総裁選出馬にも意欲を見せていただけに、この河野氏の出馬見送りは多くの関係者を驚かせた。

これまでに二階派が菅氏を支持する方針を打ち出していたが、これに加えて、党内第2派閥の麻生派も、同様に菅氏を支持する方針を固めたことが、今回出馬を見送る原因となったようだ。

女系容認派の河野氏出馬見送りの裏に紀子さまのご意向も

とはいえ、こうした党内の問題だけでなく、実際には、この出馬見送りの裏には皇室の問題も隠されているという。

「実は、河野氏の総裁選出馬に対しては、秋篠宮妃である紀子さまが“出馬を断念する”よう要望されたようです。

今後、秋ごろ予定されている“立皇嗣の礼”が終わった後には、皇位継承議論が本格的に開始される予定ですが、河野氏は“女系容認”をはっきりと口にした以上、仮に次期総理となった場合、そちらの方向で議論を進めざるを得ないでしょう。

ですが、紀子さまは、将来悠仁さまが天皇として即位されることを何よりも重要視されておりますから、女性・女系天皇を容認を公言している河野氏には強い警戒感を持たれているのです。

とはいえ、次の自民党の総裁は、安倍首相の任期を引き継ぐため1年後に再度、総裁選が行われます。紀子さまの意を汲んだ皇嗣職らは、様々なルートから『皇位継承議論を目前にした今回の総裁選出馬を断念してはどうか』と提案すると同時に、『来年再度行われる総裁選に関しては手厚く支援する』といったことも伝えられたようです」(宮内庁関係者)

「これも全て、将来悠仁が天皇に即位するため」そのような思いで紀子さまはこうした要望を河野氏陣営に伝えられたのだという。

こうした駆け引きは、一種の政治的取引であり、本来政治に関わってはいけない皇族が政治家等とこうしたやり取りを行うことは問題であるが、以前から、保守派の政治家との強いコネクションを形成されてきた紀子さまは政治家などに対し、こうした要望を伝えることもそれほど珍しいことではないのだという。

また、紀子さまは、女系容認発言が話題となった河野氏に対しては警戒心を抱く一方で、安倍政権の路線を踏襲すると予想されている菅氏に関しては、首相の座に就くことを強く望まれているようだ。

年内に「立皇嗣の礼」が開催された場合、その後に本格的な皇位継承議論が開始されることとなるが、今回の総裁選は、皇室の将来にも大変大きな影響を及ぼすこととなりそうだ。

同じく総裁選への出馬の意向を表明している石破氏も、過去に女性・女系天皇を容認する発言をしているが、皇位継承議論を巡っては、女性・女系天皇容認派の石破氏と、男系皇統を重視する安倍路線を踏襲する菅氏との対立という構図となるだろう。

紀子さまは、菅氏が新首相となり、皇位継承順位を維持し、秋篠宮家へ皇位が委譲されること非常に強く望まれている。仮に石破氏が新首相となり女性・女系天皇を容認する皇室典範改正が行われれば、秋篠宮家は一生一宮家として傍流の家系の地位に留まるということを考えれば、紀子さまが必死になられるのも無理のない事なのかもしれない。

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