紀子さまの「愛子さま降ろし」が本格化 女性天皇の“封じ込め”に奔走



文/伊藤友香子

自民党内で本格化するポスト安倍レース

8月28日の安倍総理の辞任会見から3日後の31日、「女性・女系天皇容認派」の河野太郎防衛相が、総裁選への出馬を見送る方針を固めた。河野氏はかねてより次期総裁への意欲を公言してきたが、今回、所属する麻生派(志公会、54人)が菅義偉官房長官を支持する方針を固めたことなどから断念したという。

一方の菅氏は8月25日の閣議後の記者会見で、河野氏の“女系容認発言”について改めて「男系継承が古来例外なく維持されている重みなどを踏まえ、慎重かつ丁寧に検討する必要がある」と釘を差し、男系護持の姿勢を強調した。

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世論は河野推し

ただ、世論はこの自民党内の動きとはまったく別の様相をたどっている。『Yahoo!みんなの意見』では8月28日から9月7日まで『次期自民党総裁、ふさわしいと思うのは?』との大規模アンケートを実施。9月1日現在で70万人以上が参加しているこのアンケートで、河野氏の支持率が圧倒的という結果になっている。

『Yahoo!みんなの意見』より

ある全国紙記者は、次のように話す。

「愛子さまがご誕生以来、大手メディアが定期的に行ってきた世論調査では、女性・女系天皇を認めることについて、およそ8割強の国民が賛成の結果を保ち続けています。今年4月にも、共同通信が実施した世論調査の結果で「賛成」「どちらかといえば賛成」が計85%と、高い水準を記録しました。

自民党内では河野氏を『勉強不足』などと指摘する声も上がっているようですが、むしろ世論をしっかりと汲んでいるのは河野氏だとの印象を受けます。現状、国民からの支持率が低い菅氏が選出されれば、ますます“自民党降ろし”が激化するでしょう」(全国紙社会部記者)

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皇室内でも懸念広がる

さて、今回の総裁選について、今後の皇位継承問題にも大きな影響を及ぼすと考えられる。国民からの天皇皇后両陛下に対する尊崇の念は日毎に高まるばかりで、依然として「愛子さまを天皇に」と願う声も根強い。

ある宮内庁関係者はこう話す。

「現在の皇室典範では、皇位継承は男系男子に限るとしているため、皇位継承順1位の秋篠宮さま、2位の悠仁さまが順番にご即位する事がほぼ確定していました。しかし、仮に男系男子派が新総裁についたとしても、河野氏や石破氏と言った女性天皇容認派の発信により、大きくこの結果が動く可能性もあります。男系男子による皇統維持の難しさが広く認知され始めている中、河野氏の行ったネットライブ配信は大きなインパクトを残しました。皇位継承議論が再燃し、天皇家と秋篠宮家の間に亀裂が入ってしまうことを懸念する声も上がっています(宮内庁関係者)

議論の如何によっては、暫定1位の秋篠宮さまが2位に繰り下がり、愛子さまが皇位継承順1位になる可能性もあるという中。渦中にある紀子さまは、秋篠宮家の“皇位継承への道筋”が途絶えかねない局面であることに、焦れる日々をお過ごしのようだ。ここ最近、紀子さまの“愛子さま降ろし”が激化しているという。

「紀子さまは28日の安倍首相の辞任会見以来、様々な報道関係者との電話会談を行っています。『天皇家が、皇室典範の改正を望まないと暗に発信すれば話は済むこと』などと、ますます天皇ご一家に対する対抗意識を燃やされていらっしゃります」(秋篠宮家関係者)

対立関係にある雅子さまと紀子さま?

また、『女性自身』(9月15日号)では、令和となってから天皇家と秋篠宮家に深い溝ができ始めていることを報じている。

「両家は天皇誕生日の2月23日にお集まりになられて以来、実に6カ月もの間、表立った交流がないのです。雅子さまのご体調がすぐれなかった時期には、上皇ご夫妻や秋篠宮ご一家と距離がありました。そのころは、天皇陛下と秋篠宮さまにご意見の食い違いが生じることも少なくありませんでした。秋篠宮家とのコミュニケーション不足によって“両家の亀裂”が再び深まるのではないか――。雅子さまはそのように憂慮されているようなのです」(前出・皇室ジャーナリスト)

『女性自身』(9月15日号)

この内容について、元宮内庁職員の小内誠一氏は次のように述べる。

「あたかも、雅子さまのご病気が両家の溝を深刻化させた原因だと喧伝したい意図が透けて見えますね。ですが平成皇室を見てきたものとして思うのは、紀子さまが悠仁さまの即位を強く望むために、愛子さまへの強烈な対抗心を燃やされていることで、秋篠宮家側が天皇家との接触を避けていることが原因だと推測できます。

本来であれば皇室の序列から言っても、秋篠宮家から天皇家とのコミュニケーションを図っていくべきでしょう。この『女性自身』の記事の出どころは、おそらく紀子さま周辺の記者からでしょうね。平成時代の雅子さまのご病状を原因として“協調性に欠ける天皇家”を強調し、愛子天皇論の封じ込めにかかっているという印象を受けます」(小内誠一氏)

令和の天皇ご一家は、誠実で落ち着いた振る舞いにより、国民からの深い信頼を勝ち得ている。皇位継承議論が大きく進みそうな中、紀子さまには天皇家のなさりようを見習い、落ち着きを取り戻していただけるよう進言したい。

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