紀子さま「雅子さんは計算高い女」 愛子さま待望論は「天皇家の陰謀」と懸念



文/木下聡

安倍首相のやり残した大きな課題

先月8月28日、安倍晋三首相は記者会見を開き、持病の潰瘍性大腸炎が悪化したとして、辞任の意向を表明した。

「国民の負託に自信をもって応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断いたしました。総理大臣の職を辞することといたします」

平成から令和への代替わりをまたぎ7年8カ月と歴代最長の任期を務めた安倍首相の活躍は、皇室や宮内庁にとっても大きな意味を持っていた。

宮内庁関係者の間では、安倍首相が一連の代替わり関連儀式を取り仕切りつつなく進め、特例法を制定したことを評価すると同時に、本来代替わり後速やかに行われる予定であった皇位継承議論に関して先送りを続け、一切手を付けないまま政権を投げ出したことを批判する声も上がっているという。

「安倍首相は、かつて小泉政権時代に官房長官として、女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案の審議を中断させたことに関して、“男系皇統の伝統を守った”ということで自身の成果として大変誇りに思っているようです。

複数の世論調査の結果から、すでに国民の間で“女性・女系天皇を容認するべき”という意見が多数派となっていることは総理は十分に理解しており、おそらく男系皇統の維持に固執することのリスクについても承知してはいるのでしょう。

しかし、一方で、こうした世論の流れに従い女性・女系天皇を容認する典範改正を行うことは、過去の自身の業績を否定することとなります。また、男系皇統の維持を重視する一部の保守派から“皇室の伝統を破壊した”という汚名を着せられることを嫌ったということもあるでしょう。

ともあれ、多数派の世論と、男系皇統という伝統を重視する保守派の政治家としての信念との間で板挟みとなり、結果として皇室典範改正の議論に最後まで手を付けることが出来なかった、というのが実情のようです」(全国紙社会部記者)

今後、自民党で総裁選が行われる予定であるが、安倍首相の辞任により安定的な皇位継承策を巡る議論は次期政権に持ち越されることとなった。

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愛子天皇待望論に疑問を抱かれる紀子さま

世論調査では、7割近い国民が女性・女系天皇容認に賛成しており、今後の総裁選の結果次第では、女性・女系天皇を認める皇室典範改正に向けた議論が進展する可能性は高い。

しかし、実は、このように女性・女系天皇容認や「愛子さまを次の天皇に」といった国民の期待が高まっている状況に関して、紀子さまは強い疑念を抱かれているという。

「昨年辺りから、自民都内の有力な政治家などが次々に女性・女系天皇容認という案について言及し、それらの発言が国民世論にも少なからず影響を及ぼしました。

このことは、安定的な皇位継承を考えるうえで、ある意味当然のこととも言えますが、紀子さまはそのようには考えられてはおらず、なんと、天皇ご一家、特に雅子さまが仕組んだ世論誘導のための陰謀ではないかと疑っておられるようです。

ある時など、“雅子さんは計算高い女です”などと仰られたこともあったようで、その言葉を聞いた職員は皆、思わずギョッとしたそうです」(宮内庁関係者)

紀子さまは、天皇ご一家やその職員らによる情報操作と世論誘導に関する疑惑を持たれているようだが、当然そのような疑いは事実無根であると、先の宮内庁関係者は語る。

「現在、女性・女系天皇容認に賛成する声が強まっているのは、一つには皇統を途絶えさせないため、つまり安定的な皇位継承のための現実的かつ有効な案として賛成する国民が増えているということです。また他の要因として、やはり多くの国民が秋篠宮家を信用しておらず、天皇皇后両陛下の長女である愛子さまが皇位を継承すべきだとの確信を深めているということもあります。

昨年の代替わり以降、天皇皇后両陛下は大変な活躍をされ、まさに国家の象徴として相応しい立派で気品に満ちた姿を国民に見せられました。一方で、秋篠宮家は様々な失態を犯しており、国民からの評価や信頼の差は大きくなるばかりです。

紀子さまが、雅子さまに対して不当な疑惑を持たれるのも、こういった現状について十分に理解されていないことがもっと大きな原因であるかもしれません(前出の宮内庁関係者)

雅子さまへの不信感を深められる紀子さま

現在、週刊誌等のメディアで天皇ご一家と秋篠宮家との間に大きな溝が出来つつあるとも報じられているが、このことも紀子さま抱かれる雅子さまに対する不信感と無関係ではないようだ。

「平成後期、皇室内での円滑なコミュニケーションを実現するため、美智子さまのご提案により始まったという上皇陛下、天皇陛下、秋篠宮殿下が月に1度おそろいになって、皇室の抱える課題について意見を交わす“三者会談”が行われていましたが、令和への改元後にはこうした話し合いの場はなくなってしまい、天皇陛下と秋篠宮殿下による“二者会談”は実現しませんでした。

実は、これには紀子さまのご意向も関係しています。天皇ご一家に不信感を持たれている紀子さまは、こうした会談の場を設けることで天皇陛下に秋篠宮家に関する情報を渡せば、天皇ご一家に弱みを握られると考えられているようです」(同前)

ここまでくれば、ほとんど被害妄想かノイローゼに近いのではないかとも思われるが、これも紀子さまが心の底から悠仁さまを愛しておられ、将来即位されることを何よりも強く願われているが故のことなのだろう。

もしかすると、今現在、真に必要とされているのは、天皇陛下と秋篠宮殿下の会談ではなく、両者の誤解とわだかまりを解くための雅子さまと紀子さまの二者会談であるのかもしれない。

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