皇居に住む「紀子さま実弟」 川嶋家「皇室利用」の驚くべき実態



文/宮本タケロウ

もうすぐ紀子さまお誕生日

明後日9月11日は紀子さまの誕生日。同日にはメディアの質問に答えた文書を発表するが、この中には眞子さまと小室圭さんの結婚に関する回答も含まれる予定だ。すでにこの結婚は今年2月7日の期限を迎えて久しいが、当事者たちから“今後の見通しは”はどうなるのか? 国民は皇室の明るい未来と繁栄を望んでおり、関心は高い。

もっとも秋篠宮殿下が出された「それ相応の対応」「きちんと整理をして問題をクリアするということ」(佳代さん金銭トラブルの解決)、そしてなにより「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況」は達成されていない。

よって紀子さまが何かを発表したとしても、お二人の結婚を認めるものではないだろう。元宮内庁職員の小内誠一さんも「何か発表があるとすれば秋篠宮殿下からなされるのが筋でしょう。また家風的に、まず眞子さまに自由に“お気持ち”を発表させ、その後に殿下がコメントされるのではないでしょうか」と語る。

にしても、どうしてここまで眞子さまと小室圭さんの結婚は祝福されないのか? 結婚すれば眞子さまは皇籍離脱して「小室眞子」になるだけではないか。先の小内さんは次のように推測する。

「結婚され皇籍離脱されたとしても、親族であることに違いはありません。皇室に対して一定の影響力を持たれ、かつ皇室の威光が小室家に後光として輝くことになります。小室家が“皇室利用”を辞さない場合、その影響は大です。たとえば紀子さま実弟の川嶋舟さんも、紀子さまの弟という理由だけで、さまざまな団体の顧問を務められ、『紀子妃実弟』として寄付金集めのマスコットになっています。こういったことも、一種の“皇室利用”であり、国民が最も忌み嫌うことです」(小内誠一さん)

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川嶋舟さんの子供が皇居に住んでいる

たしかに皇室利用は、国民情緒的に受け入れがたいものがある。川嶋家による“皇室利用”は実弟・川嶋舟さんだけではない。紀子さまの父上・川嶋辰彦さん(学習院大名誉教授)も、新潟県上越市で遊技業「三井企画」を営む三井慶昭社長と親交を深められ、パチンコマネーで韓国旅行していたことが明らかになっている(デイリー新潮2019年6月6日)。

さらに驚くべきは、この川嶋舟さんとその子供が皇居に住んでいるという噂まである。この根拠になるのは、海外テレビ局が作成したドキュメンタリー番組にて、「紀子さまの弟、川嶋舟さんの子供が皇居に住んでいる」と報道されたからだ。もし本当なら「皇室利用の極致」ともいうべきものだが、これは本当なのだろうか?

ドキュメンタリーはARTEという独仏共同のテレビ局が2015年に制作した「Les samouraïs de Fukushima/フクシマのサムライ」という番組だ。

内容は東日本大震災後の福島県相馬市における「馬追い祭り(相馬野馬追)」を追ったドキュメンタリーであるが、「馬追い」の出陣式が行われる相馬中村神社が登場し、そこの宮司の娘であり、川嶋舟氏と結婚・離婚した田代麻沙美さんの密着取材が行われているのである。

(「馬追い」にて乗馬行進する田代麻沙美さん)

問題の箇所は、神社の社務所にて、田代氏が川嶋舟氏との娘(リコさん)の写真を披露する場面だ。

そこで、田代氏の話す言葉にフランス語でこのように吹き替えが付くのである。

「娘のリコは皇居(palais imperial)に住んでいるので…」と。

問題の字幕部分(ARTEドキュメンタリーの画像キャプション)

娘の写真を持つ田代さん(出典同前)

真実か誤訳か、検証してみた

「娘は皇居に住んでいます」…

本当であれば、川嶋舟氏の娘が皇居に住んでいる…というとんでもないスキャンダルであり、インターネット上には「川嶋舟氏が赤坂御用地に住んでいる証拠だ!」との声もある。

だが結論から先に言うと、これは単なるナレーションと翻訳の間違いが重なった結果であると考えられる。

なぜなら、同ドキュメンタリーには、フランス語の吹き替えが不正確で、普通の日本人であればすぐに気づく間違いが他にも散見されるからだ。検証するのは以下の動画、Les samouraïs de Fukushima (問題の箇所は12:00-13:00頃)である。

ちなみに、筆者はフランス語検定1級及びDALF C1(フランスの大学入学につき語学試験免除)を所持しており、フランス語ナレーション・吹き替え検証の精度は確実であることをあらかじめ述べておく。

フランステレビ局のナレーションの間違い

まず、ナレーションでは以下の間違いが発見できた。

  • 田代アサミは皇室の一員と結婚していた
  • 結婚して娘が一人いたが、離婚をして皇室を離れた後、一人娘は宮廷で育てられている
  • (川嶋舟氏と)離婚して自由を得るためにアサミは高い代償を払った。なぜなら皇室は彼女に娘を連れて出ることを許さなかったからである。

日本人が普通に聞けば、まったくトンチンカンなナレーションであることが分かるだろう。まず、川嶋舟氏は皇室の一員ではないし、娘が宮廷で育てられていはずがない。また、皇室が川嶋家の養育権問題に口を挟むことも信じがたい。

おそらく、ARTEのディレクターが取材時に、同行のコーディネーターや通訳(恐らく英語)から「この田代さんの元夫はプリンセスの弟です」と紹介され、それをディレクターが「皇族と結婚した」と誤解したのであろうと推測される。

田代氏は「離婚後、娘をこちらに連れて来るのは夫の家族の反対にあったので、元夫のところで育てられています」と話した。それを、ディレクターが「皇室は、田代氏が娘を連れ帰ることを拒んだ」と曲解した、というところが実情と思われる。

取材中に田代氏が言う「向こうの家族が」や「夫の実家が」という発言を、ディレクターが逐一「皇室が」という意味に変換し、誤解に誤解を重ねて行った結果のナレーションである可能性が高いだろう。

「フランス語吹き替え」レベル

次に、「フランス語吹き替え」についての正確性を考察したい。

一般に、日本の番組でも海外の特集や外国人のインタビューに適当な字幕や吹き替えを付けるのはよくあることだ。例えば、令和元年の天皇陛下即位の一般参賀を見に来た外国人が「Religious/宗教的・敬虔な」と感想を言うのを日本のテレビ局が「日本的」と字幕を入れていたことを筆者は記憶している。本件のARTE番組も、私が感じる限り、全編通して非常に低レベルの吹き替えであった。

では、問題の田代氏の「娘は皇居(palais imperial)に住んでいます」の吹き替えを検証してみたい。

まず、上記の画像キャプションで紹介した田代氏のフランス語吹き替えの全発言は以下の通りであった(フランス語吹き替え音声を拙訳)。

(写真を示して)こちらが娘のコロコロ』(原文ママ)です。5歳です。皇居に住んでいます。娘はそこで素晴らしい生活をしていますが、娘に会えなくて、とてもさみしいですね。できるだけ東京に行って娘に会うようにしています。でも、もう神社(田代氏が禰宜を務める相馬中村神社)には連れて来ないように決めています。それは娘にとって辛いことになるだろうから。」

いかがだろうか?

川嶋舟氏と田代氏の娘の名前は「りこ」で当時6歳であるが、フランス語吹き替えでは娘の名前がなぜか「コロコロ」と言われ、さらに5歳と言われている。「5/ご」と「6/ろく」の聞き間違いも甚だしいが、もっと問題なのは娘の名前が「コロコロ」とされていることだ。

川嶋舟氏の娘の名前は「コロコロ」?

なぜ、「りこ」「コロコロ」に聞き間違えたのだろうか? フランス語吹き替えがかぶさる田代氏の発言(日本語)を耳を澄まして聞いてみると、原因が分かった。

田代氏の日本語での原音声を書きとったので、フランス語吹き替えと照合して見てみよう。

原音声:「(写真を示して)えっとー、娘でリコです。今は、6歳ですね。この頃は…(吹き替えが被り原音声不明瞭)…こっちに戻ってくるとやっぱりここに住みたくなっちゃうんで、相馬が好きだったから、里心がつかないようにっていうことで、ちょっと離れています。」

フランス語吹き替え:「(写真を示して)こちらが娘の『コロコロ』です。5歳です。彼女は皇居に住んでいます。そこで素晴らしい生活をしていますが、娘に会えなくて、とてもさみしいですね。できるだけ東京に行って娘に会うようにしています。でも、もう神社(田代氏が禰宜を務める相馬中村神社)には連れて来ないように決めています。それは娘にとって辛いことになるだろうから。」

お分かりだろう。

翻訳者は「この頃(このころ)」を「コロコロ」と聞き間違え、それを娘の名前だと誤解したというとんでもないミスを犯しているのである。さらに、原音声の「こっちに戻ってくると…」以下の発言も誤訳されている。

フランス語にて「彼女は皇居に住んでいます」と吹き替えられたところの日本語原音声は聞き取れないのだが、日本語で「この頃は」と述べた後の発言であり、文脈的に「宮殿に住んでいます」の発言に繋がらない。

おそらく、「この頃は夫のところに住んでいました」と田代氏が言ったのを映像編集で翻訳を入れる外注のアルバイトが「コロコロは夫のところに住んでいます」と聞き間違えて翻訳した、そしてその翻訳文をディレクターが「夫のところ=皇居」と解釈してナレーション原稿を作成してしまった、というのが実情ではないだろうか。

紀子さまの優しい笑顔

以上、簡単にだが、ARTEドキュメンタリーにおける「川嶋舟氏の娘が皇居に住んでいる」発言の真偽を確認した。一部の原音声を聞き取る事が出来なかったが、番組の吹き替えやナレーションの翻訳上のミスが多々あることから、制作過程において勘違いが重なったことによるミスである可能性が高い。

なにしろ、「この頃」を「コロコロ」と聞き間違え、さらにそれを日本人女性の名前と判断してしまうほどなのだから。

多く日本国民は皇室の弥栄を願っており、秋篠宮家の幸せそうな笑顔をまた見たいと願っている。

小室圭さんへ皇室会議にて破談言い渡しへ 眞子さま諦めさせる紀子さまの最終手段