美智子さま「紀子さんとの接触は控えて」 愛娘・黒田清子さんに示した母の愛



文/高山麻子

紀子さまの結婚容認発言

9月11日、54歳のお誕生日を迎えられた秋篠宮妃紀子さま。注目を集めた眞子さまと小室圭さんのご婚約について、紀子さまは以下のようにおっしゃられた。

長女の結婚については,対話を重ねながら,親として娘の気持ちを受け止め,一緒に考えていくことが大切だと考えています。その中では,共感したり意見が違ったりすることもありますが,お互いに必要だと思うことを伝え合いつつ,長女の気持ちをできる限り尊重したいと思っております。現状や見通しを含め,話したことの内容をお伝えすることは控えさせていただきます。

秋篠宮皇嗣妃殿下お誕生日に際し(令和2年)

2019年6月21日、ポーランドとフィンランドへの公式訪問に際した会見で、「私は娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのかということはわかりません」とされた秋篠宮殿下と、傍らで静かにうなずかれた紀子さま。

秋篠宮皇嗣同妃両殿下(2019年6月21日、赤坂東邸)

国民が最も関心を寄せる問題について、家族間での話し合いができていないとご夫妻が自ら告白されたことは、当時大きな波紋を呼んだ。皇室ジャーナリストの佐藤公子氏はこう話す。

「今回、紀子さまはこういった家族の不仲説を一掃されました。眞子さまとの対話を重ねられていること、共感しあったりする機会もあることは、かつて“国民の理想の家族像”とされた秋篠宮ご一家の温かい関係性を想起させるもので、深く安心した人も多いのではないでしょうか。

一方で、“できる限り長女の気持ちを尊重したい”という部分は、事実上の“結婚容認宣言”であるとして、賛同しかねるという声も上がっています。秋篠宮家がこの件をどのように軟着陸させるのか、再び関心が高まっています」(佐藤公子氏)

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美智子さまのご慈愛

皇室にとって、もはや無視できない問題となっているこの件。そんな中、11日の紀子さまのお誕生日には、上皇后美智子さまの動きもあった。

「3月末、長年住み慣れた皇居を離れて、現在は高輪の仙洞仮御所にお住まいの美智子さまですが、4月に一度検査のために外出されたものの、それ以後はおよそ5ヶ月間も一切外出されないという生活を続けられていました。そんな美智子さまが、11日に上皇さまとお揃いで、皇居に足を運ばれたのです。

皇居に入られる上皇ご夫妻(皇居・乾門、2020年9月11日)

上皇さまは生物学研究所へ、美智子さまは昨年の手術の経過観察のため、宮内庁病院へと向かわれました。上皇ご夫妻のお元気なお姿も、眞子さまのご婚約問題以上に国民が深い関心を寄せるところです。皇室関係者の間では、上皇ご夫妻が敢えてこの日にお目立ちになることで、解決に向けての動きが鈍い秋篠宮ご夫妻に助け舟を出されたのでは? と囁かれています」(同前・佐藤公子氏)

秋篠宮ご夫妻にそっと手を差し伸べられた上皇さまと美智子さま。その温かい家族愛に、多くの国民は感動を覚えるに違いない。しかし、ある仙洞仮御所の関係者は「美智子さまはこれ以上、動かれるおつもりはない」と話す。

「紀子さまは、眞子さまのご婚約に裁可を出された上皇ご夫妻から、この件の結論を国民に伝えてほしいと願われているようです。端的に言えば、上皇陛下から“破談”を言い渡してほしいということだと美智子さまは承知していらっしゃいます。

ただ、美智子さまがこの件にこれ以上踏み込まれる事はありません。大きな理由としては、すでにご退位をされている以上、この件は令和皇室の中心、つまり今上陛下や雅子さまに委ねるべきとのお考えをお持ちだからです。

美智子さまが何らかを口にすれば、再び“二重権威”などと言われかねません。よって美智子さまはこのように、周囲から悟られにくい形での支援をすることしかできないのです」(仙洞仮御所関係者)

清子さんにも「接触を控えて」のご助言

またこの関係者は、美智子さまが愛娘の長女の黒田清子さんにも、この件について静観するようにご助言をされていると話す。

「紀子さまや眞子さまは、この件についての理解者の少なさから、清子さんを大変頼りにされていました。ですが美智子さまは最近、皇室の内情がより具体的な形で国民に伝えられていることをお嘆きです。

清子さんの発言やお考えがどこかから漏れ伝われば、黒田さん夫妻に批判が及ぶことにもなりかねない…。美智子さまは、愛する清子さん、眞子さま、どちらもお守りするという意味で、お二人が極力接点を持たないようにご助言をされています」(同前)

こじれる問題を前に、皆が幸せになるように最善策を探られる美智子さま。だが、元宮内庁職員の小内誠一氏は、この関係者の話に違和感を持つという。

「“二重権威への配慮”とは、方便に過ぎないでしょう。本当のところは、ご自身や清子さんの静かな環境を守りたい、雅子さまに責任の一端を負わせたいとのお考えがあるのではないでしょうか。平成の偉大な皇后として、圧倒的なご慈愛を国民に示されてきた美智子さまとはいえ、そこは生身の人間です。“自愛”や“自衛”は決して非難されるところではありません。

しかしこれまで、美智子さまと紀子さま、清子さんの仲の良さはよく知られていました。紀子さまとしても、突然のお二人の変わり身には戸惑われているかもしれません」(小内誠一氏)

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