またもや「皇室カレンダー」に“不敬” 愛子さま外しと、天皇家だけ使いまわしが鮮明に



文/木下聡

陛下と雅子さまが皇室の中心となった令和の新時代

今月11日、秋篠宮妃紀子さまは54歳の誕生日に合わせ、宮内記者会の質問に回答する文書を発表された。宮内記者会は最初の質問として、皇嗣妃という新たなお立場になられて2年目となった紀子さまにとって、この1年がどのようなものであったかと尋ねたところ、紀子さまは次のように答えられた。

「この1年をふり返りますと、まず、即位の礼とそれに関連する諸行事のことが思い起こされます。一連のお行事が無事に執りおこなわれたことを、大変よろこばしく思っております。即位礼正殿の儀をはじめとするお行事に参列された方々や、祝賀御列の儀や一般参賀などに集まられた多くの皆さまから寄せられたお祝いの気持ちに感銘を受けました。これからも宮様とご一緒に天皇、皇后両陛下をお支えできますよう、努めて参りたく存じます。」

こうした紀子さまのご回答の内容からも、令和の時代は陛下と雅子さまが皇室の中心となり、他の宮家などは両陛下を支える存在であることが理解出来る。特に天皇陛下に関しては、日本国の象徴として、皇室においても唯一無二の存在であり、その地位や尊厳を貶めることは決してあってはならないということは言うまでもないだろう。

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またしても波紋を呼ぶ「皇室カレンダー」

そのような特別な存在である天皇陛下であるが、実は現在ネット上で、宮内庁がその陛下のご存在をないがしろにし、尊厳を貶めているのではないか、という疑惑が浮上しているようだ。

問題となっているのは、令和3年皇室カレンダーの写真である。なんと、このカレンダーでは上皇ご夫妻と秋篠宮ご一家は専用に撮り下ろした写真を使用しているにもかかわらず、天皇ご一家のお写真は過去のものを使い回しているのだ。

ある宮内庁関係者は、このカレンダーにて天皇ご一家がこうした扱いを受けられていることに関して次のように事情を説明した。

「この“皇室カレンダー”は、宮内庁の許可を得て毎年、公益財団法人“菊葉文化協会”が製作・発行しているのです。今回、上皇夫妻と秋篠宮ご一家については専門家が写真を撮ったのですが、天皇ご一家には何の連絡もなく、過去の写真が再利用されました。

このことに関して、侍従職らは、宮内庁と菊葉文化協会に対して猛烈な抗議を行いましたが、菊葉文化協会は、ほとんど歯牙にも掛けない様子で、”終わったことにイチイチ文句を付けないで欲しい”と言わんばかりに“もうカレンダーは印刷されてしまいましたから”とだけ回答したそうです」(宮内庁関係者)

昨年も起こった「皇室カレンダー問題」

この「皇室カレンダー」が取り上げられたのは今回が初めてではない。実は、昨年発行された令和2年の「皇室カレンダー」もその掲載順に問題があるという声が沸き起こったのである。

「昨年話題となった、令和2年版の“皇室カレンダー”ですが、1枚目の1・2月は天皇ご一家の集合写真となる例年の習わしをそれを踏襲していました。

ですが、問題となったのは3・4月に、散策される上皇ご夫妻のお写真が掲載されていたことです。これまで集合写真に続くのは、“今上陛下ご夫妻”のお写真であることが通例でしたから、5・6月になって、ようやく天皇皇后両陛下のお写真が掲載されている令和2年版が問題視されたのはある意味で当然とも言えます。

当時は、代替わりが行われた後の状況として、上皇ご夫妻が今上陛下ご夫妻と同格もしくは格上の存在として扱われるという”二重権威”の問題が議論になっていた時期でもありました。そうした中、上皇ご夫妻の掲載順の方が先ということに関係者や多くの国民が違和感を覚えたのです」(前出の宮内庁関係者)

令和2年「皇室カレンダー」

昨年出版された『週刊新潮』(2019年10月17日号)では、このような事態を招くこととなった原因について、皇室記者の一人が、次のように語っている。

「発行元の菊葉文化協会は、いわば宮内庁職員の天下り先です。上皇ご夫妻が天皇皇后に在位された時代に仕えていた職員が大半なので、“上皇陛下がご健在なうちに掲載順を後にするのはどうか”という情が絡んだ可能性はあると思う。ただ、そのせいでカレンダーが“二重権威”状態になってしまっているわけです」

『週刊新潮』(2019年10月17日号)

『週刊新潮』が、この問題について問い合わせたところ、協会側は「皇室御一家にふさわしく、季節にあったお写真を、掲載順を含めて選定している」と回答したという。

愛子さまより悠仁さま

また、現在、この協会の代表理事を務めている元宮内庁長官の羽毛田信吾氏も「掲載順にルールはないし、ご指摘のようなことは全く意識していません。極めて事務的に決めています」と述べた上で、二重権威に繋がりかねないとの指摘については、「それこそ為にする議論だと思いますよ。カレンダーでそんな話になるなんて、“ややっ、なんで?”という感じがしますね」と答えたという。

「羽毛田氏は、陛下が皇太子であった平成の時代に、宮内庁長官の立場から両陛下に対する激しい批判を繰り返していた、まさに上皇派の筆頭と言って良い人物です。

カレンダーの掲載順について、昨年はとぼけた様子で、批判の声を受け流していましたが、あれほど激しい批判や抗議を受けたにも関わらず、今年も今上陛下ご夫妻の前に上皇陛下のお写真がくるという掲載順をそのままにしております。ここまでくればもはや羽毛田氏が両陛下に対する悪意を持っていることは明らかと言ってよいのではないでしょうか」(全国紙社会部記者)

また元宮内庁職員の小内誠一さんは次のように指摘する。

「最も重要な点は、最初の集合写真を除くと、愛子さまの登場が一番最後しかないということです。昨年からの踏襲とはいえ、秋篠宮家の悠仁さま、眞子さま、佳子さまより遅れた登場になっており、順列的にも修正を要します。

また国民の8割は女性天皇を容認しています。そして『聡明で心優しい愛子さまに即位を』という国民の声は高まるばかりです。やはりそういった世論も考慮するべきでしょう」(小内誠一さん)

代替わり後、しばらくは上皇ご夫妻が表舞台に姿を表されることも多く、「二重権威だ」という批判もたびたびなされたが、最近では、コロナウィルスの影響により外出自粛されていることもあり、こうした問題はしばらくの間忘れられていた。

しかし、現在の宮内庁や関連する組織に所属する人間の多くは、平成の時代に天皇と皇后であった上皇ご夫妻に仕えていた者も多く、そうした者たちの中には『天皇家よりも上皇家』という考えが根強く残っているようだ。

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