美智子さま「雅子さんは天皇陛下を“荷物席”に押し込める外道」発言を糺す



文/宮本タケロウ

荷物席の天皇陛下

新型コロナの影響も徐々に薄れてきた。筆者は吹上御苑と赤坂御用地に取材に行き、工事関係者から話を伺ったが、皇居の改修工事と秋篠宮邸の新築工事も再開し急ピッチに作業が進んでいるようだった。また上皇ご夫妻が住まわれる高輪皇族邸の近隣住民に話を聞くと、お庭を散策される美智子さまのお姿が近隣マンションから見えるらしく、お手振りを交わしたことのある住民までいた。

「美智子さまの美しい姿を拝するだけで心が浄化されるようです。国民のため平成の30年間尽くされた上皇后・美智子さまには感謝しかありません。ですが下皇后の雅子さんは適応障害で公務はサボりがちなのに、出てくるときは常に天皇陛下より目立っています。平成が懐かしい。皇室の未来は、美しく誠実で真面目な紀子さまに託します」(高輪皇族邸の近隣住民)

そう高輪皇族邸の近隣住民は語った。ところで今年4月ごろ上皇陛下と美智子さまが30年過ごした皇居から、晴れて高輪皇族邸にお引越しされるニュースに世間が色めき立ったが、このニュース報道の時に筆者の目に飛び込んできた情報は以下のようなものだった。

「雅子さまが相変わらず天皇陛下を”荷物席”に座らせている」

何のことかわからない人のために写真を見せよう。

(3月19日、 上皇ご夫妻の見送りに仙洞御所へ向かう天皇ご一家)

3列シートのワゴン車で後部座席・荷物席に天皇陛下が座って、一番目立つ窓際のポジションに雅子さまがお座りになっているのである。雅子さまが憎くてたまらない美智子さまなら「雅子さんは天皇陛下を“荷物席”に押し込める外道」と非難しているに違いない。先の高輪皇族邸の近隣住民はそう断言する。事実、元宮内庁職員の小内誠一さんによれば「美智子さまは、華やかで目立ちすぎる雅子さまに敵愾心すら感じていました」と証言している。

確かにこの席順は一般的な順列に従ってはいない。一般に車内の乗車位置にも上座と下座という序列があるのは読者の皆様も知っての通りである。一般的なセダン型の乗用車なら運転手の後ろが上座、次が助手席の後ろ、そして最後が助手席だ。

(乗車位置の序列)

普通、セダンタイプの乗用車に乗る際はこの序列に従って、皇族方も車をお乗りである。

とすると、冒頭の写真に示した3列シートの”荷物席”に天皇陛下が押し込められている図はいったいなんなのだろうか。

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ワゴン車の上座は荷物席なのか?

と考えていたところに、ある人物から以下のような意見が寄せられた。

「ワゴン車では、3列目(荷物席)が上座である」

という意見だ。

なんでも、3列シートの最後列座席は、

  • 3列目が一番後方だから安全
  • 乗車順が最初で下車順が最後
  • という理由で3列目が上座である

ということらしい。

私はかつて、プロトコルに非常に厳しいとある機関で働いたことがあるが、その時のワゴン車の乗車位置の序列は①2列目、②3列目、③助手席の順であったので、にわかには信じられなかったので、少々インターネット上を探してみると、新社会人に向けて社会人のマナーを紹介するサイトにて、以下のような乗車順序案内を発見した。

(ワゴン車の乗車の序列)

これによると、どう考えても3列目が上座であることはない。

では、下座に天皇が座る理由は乗車・降車の順番が理由なのだろうか…?と思ったが、「最初に乗車し、最後に降車するために天皇陛下は3列目に座る」という意見には再考が必要である。

なぜなら、上記の図を見れば分かるが、普通ワゴン車の入り口は左側にあるため、①に最初に偉い人が座ってしまえば、②の席の背もたれを倒して⑤と⑥に部下が入り、最後に③と②が乗車すれば良いだけだからである。

とすると「天皇陛下は”安全性”を最優先に考え、あえて下座の3列目に座っている」という理由が最も適切であろう(皇太子時代も同様)。ちなみに天皇ではない秋篠宮ご一家は上記の図に合致した座り方をしている。

(秋篠宮ご一家)

皇族方の車の乗り方…

「玉体(天皇のお体)はなによりも大事だからあえて上座に座らないのだな…」

そう、一人で納得していると、さらに別の人物から、今までの私の論考を完全に破壊する写真が寄せられた。

(女官を上座に乗せる愛子さま)

愛子さまがお一人で車にお乗りになっている写真である。

ここで愛子さまの「隣の席」に注目してほしい。隣には愛子さまに仕える身分の女官が座っているのだ。さすがに女官の方が偉いということあり得ないだろう。

女官が上座に座る例は、さらに、もう一枚。

(女官を上座に乗せる上皇后陛下)

これらのケースで、あえて皇族が下座に乗車する理由は、沿道に集まった市民の歓呼に答えるためであろう。美智子さまのお近くで仕えたことのある小内誠一さんも「美智子さまはカメラと人の集まる方に座りたがる傾向がありました」と証言するから間違いない。

「国民へのサービス」のために、皇族はあえて序列を無視することもあるということだ。これも美智子さまの国民への慈悲のひとつなのかもしれない。

また、さらに3列シートでは序列に忠実に着席していた秋篠宮家があえて順列から外れて乗車する例も報告された。プロトコルを考えればこれはNGである。

(上座に佳子さま、下座に秋篠宮さま)

皇族の乗車位置はケースバイケース

以上のことから考えると、以下のようになる。

  1. 皇族は基本的に乗車位置の序列を守る
  2. が、最優先なのは天皇の安全であり、天皇は例外的に最も安全な場に座る
  3. 国民へのサービスのために上記の序列を破ることもある

これらの3つの要素をバランス良く考慮し、皇族は乗車位置を決めていると言える。または、オフィシャルとプライベート、また車の種類によって、本人の”好きな定位置”というのもあるのかもしれない。

一見に「荷物席に天皇陛下が座らせられている!」ように見えたとしても、そこには様々な要素が含まれていることを忘れてはいけないだろう。

一国の大臣ですら、秘書を上座に座らせることもあるのだから。

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