秋篠宮さま「オレも悠仁も、即位する覚悟ができていない」 自信喪失に天皇陛下が「ご叱正」



文/佐藤公子

11月中旬に“立皇嗣の礼”を挙行か

秋篠宮殿下が皇嗣(皇位継承権1位)になったことを内外に宣明する“立皇嗣の礼”が、11月下旬に挙行される見通しであることが明らかになった。加藤勝信官房長官は29日の記者会見で、記者団の質問に対し「実施時期は社会・経済の活動レベルや感染症の状況を踏まえながら、改めて式典委員会を開催し、検討することにしている」と述べるにとどまったが、官邸消息筋によれば「今週・来週中にもおおよその日程が決定する見込み」だという。

“立皇嗣の礼”が終われば、いよいよ皇位継承の安定化を目指す議論が始まる。加藤勝信官房長官は29日、女性皇族数の減少に関して「先延ばしできない重要な課題」と述べている。共同通信の最新世論調査(2020年3・4月実施)によれば、女性天皇の支持率は85%に、女系天皇の支持率は79%にも上った。

だが政府与党は女性・女系天皇の容認には慎重な姿勢を崩しておらず、今回の議論では女性宮家の創設が焦点になると予想される。先の官邸消息筋も「自民党保守派は旧宮家の皇籍復帰を推しているが、候補者の選定もされておらず現実的ではない。令和皇室は国民からの支持率も極めて高く、愛子さま・眞子さま・佳子さまが皇室に残って頂けるように議論することが順当」と語る。

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秋篠宮殿下の抱えられる即位に対する不安

皇位継承問題について議論の本格的な開始に関する具体的な日程は決まっていないが、しかし、皇族数の減少に伴い、この課題は先送りできない状況となっており、それほど遠くないうちに開始されることは間違いない。

そうした中で、かつて秋篠宮殿下が口にされたという、皇位継承に関するある重要な発言に関して最後注目が集まっている。昨年、朝日新聞が報じた「即位拒否発言」である。

「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」

 一昨年6月、天皇陛下の退位を実現する特例法が成立した後、秋篠宮さまが皇位継承についてこう語るのを関係者は聞いた。当事者として、高齢で即位する難しさを指摘した形だ。代替わり後、秋篠宮さまは皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となる。「天皇になることを強く意識している」という皇室研究者の見方が報じられると、「そんなこと思ったことがない」と打ち消す発言もあったという。

「秋篠宮さま、高齢で即位は“できない” タブーの辞退論」『朝日新聞』2019年4月20日

報道がなされた当時、この発言は大変な反響を呼び、またその発言の真意についても様々な憶測がなされた。「狙いは悠仁皇太子誕生か」「愛子天皇封じか」「皇太子殿下(現在の天皇陛下)に早い段階での退位を要求しているのでは」等々複数の説が囁かれたものの、どうやら、この発言はシンプルに「即位拒否発言」と捉えるのが良さそうだ。

「この発言は、どうやら深い政治的意図があったというわけではなく、やはり単純に体力的にも能力的にも、70代半ばとなってから天皇となり、その役割を見事に果たすことは難しいとお考えになられている秋篠宮殿下の率直な想いであるようです」(宮内庁関係者)

天皇家の次男として生まれ、将来の即位に対するプレッシャーを感じることなく自由奔放に生きてこられた秋篠宮殿下だが、同時に、兄である天皇陛下が厳しく躾けられ、かつ成長してからも自らを非常に厳しく律して生きてこられた姿を間近でご覧になられている。

「現在、天皇陛下がその務めを見事にこなされ、多くの国民から愛され、尊敬の念を集めていることの裏には、こうした陛下の厳しい教育と自己規律があるということを殿下は他の誰よりも深く理解されているのです。

それだけに、陛下のように、自己を厳しく律し、多くの国民から尊敬されるよう立派に天皇陛下の務めをこなすことは難しい、と考えられているのでしょう」(前出の宮内庁関係者)

麗しき秋篠宮家の集合写真(2020年9月11日宮内庁提供)

天皇となるための準備と覚悟

天皇陛下は幼少期に十年間「ご養育掛り」として浜尾実元東宮侍従をつけられ、将来の天皇となるための特別な準備をされてきた。

一方で、秋篠宮殿下は将来天皇として即位するというプレッシャーとは無縁の状況で育てられており、現実的に即位の可能性について考えられたのは30を過ぎてからのことだったようだ。

さらに、上皇陛下の生前退位が決まり、そのための特別法が作られた時に、ようやく強いリアリティーを持って「高齢での即位」という可能性が目の前に迫ってきた。先のご発言の意図も、そういった殿下の生きてこられた背景を理解した上で、解釈すべきだろう。だが父親に倣ったのか、悠仁さまには浜尾実のような「教育係」は宮内庁から派遣されていない。

「秋篠宮殿下は、ご自身や悠仁さまに関して、将来天皇として即位することを前提とした十分な教育や心の準備がなされていないということに強い不安を抱かれているようです。

紀子さまなどは、悠仁さまが将来天皇として即位することを強く望まれており、またそのことを当然のこととしてお考えになられているようですが、秋篠宮殿下はそのことに伴う困難についてもよく承知されておりますから、時に紀子さまに対して『俺も悠仁も天皇になる準備などしていないのだ。即位する覚悟がまだできていない』ということを仰られることもあるようです」(同前)

天皇陛下も漏らした秋篠宮殿下への想い

秋篠宮殿下の抱えた不安は、今上陛下にも伝わっているようだ。『週刊文春』2019年4月25日号の記事「皇太子が漏らされた秋篠宮さまへの憂慮『抗不安薬』『千鳥足』」では、当時の皇太子殿下が、自信を失った秋篠宮殿下に大志を持ってほしい」と激励していたという消息筋の声が紹介されている。この状況は今も変わらないようだ。さる宮内庁職員は次のように。

「秋篠宮殿下は昨年11月の誕生日会見で、儀式の所作を覚えていないと告白するなど驚きの発言が続いています。4月19日に予定されていた“立皇嗣の礼”が延期になり、内心、一番ホッとしているのは秋篠宮殿下なのかもしれません。

今上陛下もこれを察知してでしょう、しばしば秋篠宮殿下を東宮御所にお呼びになり、『眞子の件、もっと国民に寄り添って、しっかり解決しなさい』『令和が始まったばかりなのだから自信をもって』なとと叱正され“皇嗣”としての自覚を促しているそうです。兄弟愛にあふれた陛下のお言葉には感動しかありません。秋篠宮殿下と紀子さまの笑顔に国民が癒される日が来ることを祈っています」(宮内庁職員)

また宮内庁OBの小内誠一さんも次のように語る。

「秋篠宮殿下はヤンチャな次男坊として、即位する可能性など考えず過ごされてきました。儀式の所作などもこれから勉強されるということで、弱気になってしまうこともあるでしょう。ムリをなされず即位辞退宣言され、京都あたりでゆっくり静養されてはいかがでしょうか? 天皇家には、頭脳明晰・性格温和な愛子さまがいらっしゃり、女性天皇への期待は極めた高いです。その方がきっと国民も祝ってくれることでしょう。」(小内誠一さん)

現在、「天皇皇后両陛下の長女愛子さまを次の天皇に」といった期待の声も高まっている中で、秋篠宮殿下の「即位辞退発言」の意図とその可能性に関しても、再度真剣に検討すべきであるかもしれない。

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