悠仁さま「罰則付き報道規制」の真実 美智子さま「雅子と愛子が憎い」の裏返しか



文/小内誠一

メモの内容と時期

喜ばしいことにコロナ禍が収まりつつあり、皇族方の公務が再開の兆しを見せ始めている。皇族方の明るい表情につられ、我々国民の顔も笑顔になってしまう。そんな日々がまた戻ってきた。

この自粛解除に伴い“立皇嗣の礼”が11月中旬を軸に調整に入った。これを受け、10月2日の20時~22時に、ネット上で“立皇嗣の礼”に対する反対デモが行われ、ツイッター上では「#立皇嗣の礼反対」「#立皇嗣の礼中止」がトレンド入りし歓びの声があがったが、それもつかの間、すぐにトレンドリストから削除された。この裏には何があったのだろうか?

皇室をめぐる報道は、不可思議なバイアスがかけられることがしばしばある。そもそも皇室は徹底的な秘密主義であり、生々しい内情が暴露されることはその神秘性を損なうとして、宮内庁からは基本的に「アゲアゲ」の“大本営発表”しかしない。

それと関連して時折言及されるのが、悠仁さまの「罰則付き報道規制」だ。具体的には宮内庁記者会で申し合わされた次のメモのことをいう。

<秋篠宮ご一家に関する報道機関との申し合わせについて>メモの内容

趣旨:秋篠宮ご一家のお子様方に関し、両内親王殿下におかれては、ご成長に伴いそれぞれご活動の幅を広げているところであり、また悠仁親王殿下には、今年9月で2歳になられることから、今後、外出の機会が徐々にお増えになるものと思われる。その際、ご一家のご活動やお子様方のご成長を国民に正しく伝える一方で、お子様方が静謐な環境下で健やかにご成長をいただきたいとの思いは、国民共通の願いである。ついては、今回、宮内庁(宮務課、総務課)と報道機関相互の話し合いにより秩序ある報道体制を確立することとしてはどうか。

申し合わせ概要 申し合わせの内容:宮内庁は、原則として、以下の機会に悠仁親王殿下もお入りになった秋篠宮家ご家族のお写真及び映像又はそれらを撮影及びペン取材する機会(以下「お写真等」という)を報道機関に提供する。

○新年 ○初春(2~3月頃)○初夏(5~6月頃) ○夏(7~8月頃)
※悠仁親王殿下お誕生日のお写真も兼ねており、例えば夏休みに取材をお受けいただいた場合には、お誕生日のお写真は特に提供しない。
○秋篠宮殿下お誕生日(11月)

その他、宮内庁として適当と思われる機会には、宮内庁は上記以外のお写真等の提供を行う。各報道機関は、上記以外の場合の秋篠宮家のお子様方の取材及び撮影並びに映像を使った放映・報道は自粛する。上記に反する行為を行った報道機関に対しては、宮内庁は、当分の間、便宜供与を行わない。なお期間は、それぞれの違背行為の内容や取材の態様等を勘案し、宮内庁が定める。 以上。

上杉隆『ジャーナリズム崩壊』

端的に言えば、「宮内庁が用意した映りの良い写真以外は使うな。それ以外のを使ったならばそのメディアを締め出す」といったものだ。

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事実は何か?

一昔前まで、メディアは秋篠宮家を理想の一家として大絶賛していた。秋篠宮殿下は皇太子殿下(現、天皇陛下)よりも優れた資質をお持ちでる。紀子さまの慈愛は美智子さまから受け継がれたものであり、雅子さまをはるかに凌駕する慈母である。眞子さまと紀子さまの美しい姉妹に国民は釘付けだ。そして将来の天皇であらせられる悠仁さまは、極めて優れた芸術的センスをお持ちである。などなど。これらの報道の実情と合わせてこの「罰則付き報道規制」は、皇室(秋篠宮家)のメディア操作の一端ではないかという疑念が起こった。

だがこの宮内庁記者会は、朝日新聞・産経新聞など大手メディアの記者が所属しているだけで、週刊誌報道や独立したジャーナリストにまで影響を与えるものではない。よって「罰則付き報道規制」に皇室報道全てを包括するものではなく、その点は注意がいる。

もっとも世の人々のほとんどはこういった大手メディアの報道で皇室に触れ合うので、宮内庁記者会の情報統制する効果は大きい。

ここで重要な点は、悠仁さまに対しただけ報道協定が結ばれ、愛子さまに対しては結ばれなかった事実である。これについて皇室ジャーナリストの宮本タケロウ氏は「愛子さまへの報道スクラムが苛烈を極めてたので、悠仁さまには落ち着いた環境にいて欲しいと宮内庁が願ったからだろう」と語る。これは当然だ。だが当然ならば、同時に愛子さまについてもメディア側と報道協定を結ばなかった理由はなんなのだろうか?そこにこそ本件の核心がある。

問題の本質は「秋篠宮家優先」の宮内庁

この「罰則付き報道規制」の本質は、実際に「情報統制がどの程度されているのか」ではないだろう。むしろ問題なのは、このような協定が秋篠宮家に対してのみ交わされ、東宮家については等閑に付された事実である。

悠仁さま2歳のころには、メディアは雅子さま愛子さまバッシングの嵐だった。雅子さまは夜の赤坂御所を徘徊しているだとか、愛子さまは自閉症・発達障害だとか書きたい放題だった。

むしろ報道協定を交わすならば、秋篠宮家ではなく、むしろ東宮家を守るべきだったのではないか? これが当時の私の考えである。9月25日に発表され共同通信の最新世論調査によれば、天皇陛下への支持率は75%と極めて高く、平成の時以上に国民からの敬愛を一身に受けている。また、女性天皇・女系天皇を容認する人も8割以上を占めている。にもかかわらず、なぜ平成には東宮家だけがメディアの標的になり続けたのだろうか?

この背後には、美智子さまのご意向があると私は確信する。つまり、雅子さま憎し、愛子さま憎しの反動で、秋篠宮家が愛おしくなり、悠仁さま推しに移ったのだろう。

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