紀子さま「美智子さまは過去の人」“発言”の真意 将来の皇后として皇室を担う決意



文/木下聡

美智子さまを尊敬され続けてきた紀子さま

昨年、代替わりが行われ、天皇陛下が即位され、雅子さまが皇后陛下となられた。この大きな変化は新しい時代の訪れとして多くの国民の注目を集め、そして歓迎もされた。

一方で、それほど多くの注目を集めることはなかったものの、これまで宮家の立場から皇室を支えてきた秋篠宮家も、皇位継承資格を持つ男性皇族お二方を抱える皇嗣家となるという大きな変化があった。

現在、紀子さまは皇嗣妃として、悠仁さまの教育を含め、様々な努力をされている。そんな紀子さまが皇族入りされた当初から大変尊敬されていたのが上皇后の美智子さまだ。

「紀子さまが、秋篠宮殿下の結婚相手の候補として浮上した際には、多くの反対の声がありました。ですが、そうした中で、非常に積極的に結婚に賛成され、紀子さまの皇族入りを後押しされたのが美智子さまでした。

こうしたことのご恩もあり、紀子さまは皇室入りされて以降、常に美智子さまを尊敬され模範とされてきましたし、また美智子さまも紀子さまを大変可愛がられてきました」(宮内庁関係者)

雅子さまが皇太子妃であった時代には、美智子さまの不仲説が囁かれることも多かったが、一方で、紀子さまとはほとんど常に良好な関係を築かれていたようだ。

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近年では、両者の関係に綻びも

このように長い間、蜜月の期間を過ごしてきたお二方であるが、平成の時代も後半に差し掛かると、ギクシャクした面も見えてくることとなった。

以前、佳子さまがICUに入学された後、背中が見えるような派手なタンクトップ姿が物議となった際、たしなめられる美智子さまに対して紀子さまは「もう時代は違いますから」と仰られたという。

秋篠宮家の次女、佳子さまが学習院大学からICUに移られ、5月、新一年生が参加する一泊二日の合宿にタンクトップにジーンズ姿で現れ、周囲を驚かせた。彼女には“ファン”がついており、お化粧法、髪型、服装など細かくチェックされる。このときのファッションは、たちまちネットにあふれた。

そのころ、ある会合で美智子さまは紀子さまにこう注意されたという。

「少し控えめに…」

「国民の皆さんに不快な感情を与える恐れのないように」

ところが、紀子さまは「もう時代が違いますから」と返されたという。

「皇太子家への対抗心か 秋篠宮紀子さま“仰天ご発言”が広げる波紋」『THEMIS』(2015年9月号)

おそらく、こうした言葉の中には「美智子さまは過去の人」という率直な想いが込められてもいたのだろう。それまで、紀子さまは、「過剰適応」などと言われるほど、皇室のルールやしきたりに順応され、特に美智子さまに対しては、常に最大限の敬意を払い続けられてきた。

そんな美智子さまからのアドバイスを撥ねつけるようなこうした発言には周囲にいた皆が一様に大変驚いたようだ。

新しい皇室を担う自負心

この後も、紀子さまと美智子さまの関係は改善していったとは言い難い。特に、眞子さまと小室圭さんのご結婚問題に関して、紀子さまは「上皇ご夫妻が裁可を下されたために問題が深刻化した」と考えられていたようで、そのことに関するわだかまりも美智子さまと紀子さまの間の溝を深めることとなったようだ

とはいえ、こうした紀子さまの見せられた反抗心にも、ある意味でポジティブに捉えることも可能であるという。先の宮内庁関係者は次のように述べる。

「おそらく、美智子さまに対して『もう時代が違いますから』とついホンネを仰られた時には、すでに紀子さまは来るべき次の時代のことを見据えておられたのでしょう。

実際に、現在は代替わりが行われ、上皇ご夫妻は公務から退かれ、皇室の問題についても直接的に口を出すことは出来ない状況となっております。

そのため、紀子さまもこれまでのように困ったときに美智子さまを頼ることは出来ません。紀子さまは、近いうちにこうした日が来ることを見越して、いつまでも美智子さまに頼るのではなく、自らの判断と選択で道を進んでいくという決意を先のようなお言葉に込められていたのではないでしょうか」(前出の宮内庁関係者)

今後、皇室典範の改正が行われなければ、秋篠宮殿下が皇位を継承し、紀子さまが皇后陛下として皇室の中心を担う存在となる。おそらく紀子さまは、すでにそうした将来まで見据えられているのだろう。

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