なぜ紀子さま、ヨーロッパ王室から「絶縁状」を突き付けられるのか 献上品と海外公務の不思議な関係



文/小内誠一

紀子さまは海外王室から「出禁」なのか

令和の天皇家は国際親善で大活躍している。天皇陛下と雅子さまは共に英語が堪能であり、通訳を介さず直接コミュニケーションをとる必要がある。雅子さまに至ってはフランス語やロシア語もこなされるという驚くべき語学力を誇っている。2019年5月に国賓として来日したトランプ大統領をして、雅子さまに「メラニアは大変皇后を尊敬しています」を言わしめた程である。また海外王室とも良好な関係を築かれており、まさに世界に誇る皇室という状況である。

一方で、秋篠宮家と海外王室の関係はどうであろうか? これがまた様々なエピソードを欠かない。2019年7月に、フィンランドを訪れた秋篠宮ご夫妻は、ヘルシンキから約90キロのフィスカルス村にある家具工房をわざわざ訪ねられ、新居の家具を発注された。「日本からわざわざ買い付けに来たのか」と現地では話題になったらしい(皇室記者談)。

このような「目的」が透けて見えてしまったのだろうか。この海外公務で先に訪れていたポーランド(2019年6月28日)では、大統領夫妻との記念撮影で、紀子さまがレッドカーペットから外されるという栄誉を賜った。もはやヨーロッパ王室からは絶縁状を突き付けられ「出禁」になっている噂もあるが果たして——。

今回は紀子さまの驚くべき「海外公務を利用した献上品」テクニックを紹介したい。

素敵な笑顔で記念撮影に臨まれる紀子さま

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山積みの贈り物

宮内庁には全国各地から、天皇皇后両陛下あてに連日、頼みもしないのに様々なものが送られてくる。国民が善意から両陛下にご献上したいと送られてくるものがほとんどだ。だが、このなかには「皇室御用達」「宮内庁御用達」と銘打ったものも少なくない。

戦前は宮内庁が調達先を審査・指定して、その調達先リスト(事実上の皇室御用達・宮内庁御用達)を公表していた時期もあるが、戦後にはなくなった。つまり、現在「皇室御用達」「宮内庁御用達」とあるものは、自主的に名乗っているのであり、何らかの法的根拠があるわけではない。

そのため(実際に宮内庁が調達していなくても)献上品として自主的に宮内庁に送って「皇室御用達」「宮内庁御用達」を名乗るケースが多々見られる。もっとも、巷の「皇室御用達」は、発送の手間を省いて自主的に名乗っているパターンが多いようであるが。また高価な工芸品などを送っていただくことも多いのだが、制度上(口述)、これを受け取ることが難しいため、どのように扱うか会議が開かれることもある。

一方、イギリス王室の場合には、認可制の「王室御用達(ロイヤル・ワラント)」が今も残っているため、これを勝手に名乗ることはできない仕組みになっている。こういった制度を日本で復活させても良いように思うのだが、「秋篠宮家まんじゅう」や「眞子さま&圭くんクッキー」などが並ぶかと思うと、めまいがする。

天皇家と献上品

皇室と献上品の関係は、本来ならば日本国憲法第8条及び皇室経済法により国会の承認を必要とする。上限額なども細かく決められている。皇室が財産を持ち過ぎないためである。

同法によれば内廷皇族ならば年間600万円、宮家成人皇族はならば一人年間160万円以上の物品を譲り受けることはできないと定められている。だが「皇室の国民的人気」は素晴らしいものがあり、この金額を守るのは良い意味で“嬉し涙”の状態だ。

先ずは天皇家の実情について述べていきたい。皇室は国民からの敬愛を一身に受けている。日本の象徴たる天皇家には、連日、地方自治体や寺社仏閣から日本全国津々浦々の地場産品・工芸品が献上されるし、一回の公務でこれトラック一台分以上の献上品を受けることもある。

これら天皇家への献上品は宮内庁総務課を通し、評価額を算定してから受け取る決まりなのだが、最初の一月で年間上限額を超えてしまう。またルールを厳密に守れば、天皇家がこれら献上品を“正式”に受け取るためには、知事を通す必要がある。

どこのような決まりを厳守することはあまり現実的ではない。そこで、これら献上品は職員らが受け取り、内内で処理することが慣例となっている。このような受け取り方はルール違反なのだが、善意で寄せられた地場産品を生産者に送り返すことなどできるだろうか。食べ物は財産ではないから年額600万円制限にはかからないと宮内庁は自らを言い聞かせているが、実際には地元の工芸品なども大量に届けられるため、600万円以上超えていることは誰の目にも明らかだと思う。

曖昧過ぎる宮家の献上品

先に述べたのは天皇家の場合である。様々な課題がありながらも「献上品は宮内庁総務課を通さなければならない」というルールがあるから、一定の良識が保たれている。天皇家はもともと予算も多いので、献上品をつかって「首を傾げたくなるようなこと」をしようとは考えないようだ。

この歯止めがなく全くブラックボックス状態なのが宮家の「献上品」事情だ。というのも宮家の場合には成人皇族一人あたり年額160万円以内という決まりがあるにもかかわらず、それをチェックする部署がないのだ。すべて宮家の自己申告を信じて計算している。そのため年額160万円を超える高額な献上品は、宮内庁に自主申告されることなく、そのまま宮家に置かれることが通例になっている。

高額な献上品や、換金性の高い商品券などを頂くことは時として注意がいる。特に秋篠宮家は群を抜いて公務数が多く、ゆえに高額な献上品をいただく機会も多いため、宮内庁でもたびたび問題視された。特に国際会議と名の付く催しものでは、たとえそれが国内で開催されていても、ヴィトンやエルメスといった海外ブランド品や、高価な美術品などを受け取る機会も多い。解りやすいブランド品については、紀子さまらが堂々と持つわけにもいかず、早々に転売される。

だが調度品や美術品については、頂いたものを残してそのまま使うことが多いように見受けられる。こういう「出どころ不明」のものが秋篠宮邸にはゴロゴロ置いてあるのだ。このような状況が、国民の理解が得られやすいとは言い難いだろう。

海外公務でロンダリング

秋篠宮家は一宮家に過ぎなかったころの意識が抜け切れていないのか、どうにも「脇が甘い」ところが多い。それは紀子さまや、紀子さまご実家の友人関係からも明らかだろう。

かつて紀子さまは保守活動家で皇室ジャーナリストの高清水有子さんと深くお付き合いされていたし、実弟・川嶋舟さんは怪しげな団体の広告塔をしていたり、父・辰彦さんはパチンコ業界のドンと友情を深められ相手のおごりで韓国旅行までされている(週刊新潮 2019年6月6日号)。秋篠宮家の習性は、紀子さまのご実家の影響があるかもしれない。

話を献上品に戻そう。2010年ごろ、秋篠宮家に並ぶ豪華な調度品・美術品が宮内庁内で話題になったことがある。紀子さまが仰るには、「未来の天皇となられる悠仁さまの品位を貶めないために揃えた。公務などの折に頂いたものが物が大半であり、それだけ悠仁は国民から愛されている」であるが、明らかに年額160万円の上限を遥かに超すような献上品を受け取り、それを堂々と置くことは誤解を招きやすいため「昭和天皇と香淳皇后の意思を守り、清貧を貫いて調度品を揃えて頂きたい」と諌言申し上げた。もちろん皇族費で賄える範囲で揃えていただくことを念頭に置いた発言だ。

しかし紀子さまの“対策”は我々の予想の斜め上を行った。天才——とはまさにこのことかもしれない。秋篠宮邸の玄関先廊下に定価500万円のリチャード・ジノリの壺が置かれていた話をしたい。2010年に苦言申し上げる前までは、この壺について「国内公務の折に、ある会社の社長から頂いたものである」と紀子さまから説明いただいた。だが諌言申し上げた後には「実はこれは海外公務の折に、先方国より頂いた壺である」と説明が変化した。

なぜこのように説明が変わったのだろうか。その理由は「外国交際のための儀礼上の贈答」ならば、日本国憲法第8条及び皇室経済法により国会の承認を必要としないという例外規定があるからだ(皇室経済法第2条)。

つまり海外公務の折に儀礼上頂いたものであれば、どんな高価なものでもノンチェックで受領できるのだ。もちろん私は、秋篠宮家に置かれた高価な調度品や美術品が、すべて海外公務の折に儀礼上頂いたものであると信じたい。もちろん、どうして紀子さまの説明がコロコロ変化したのかはいまだに解らない、ということにしておかねばならない。

紀子さまは海外公務が大好きであり、欧米に行かれるたびに大量の荷物が往復する。その縁で、国内では高級ブランド「ブルガリ」の広告塔をされたこともある。このような“驚くべき行動”をとり続けたがゆえに、秋篠宮家が海外王室から絶縁状を頂き「出禁」になってしまったのではないだろうか。

高級ブランド「ブルガリ」のイベントで、美しい笑顔をたたえる紀子さま

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