秋篠宮家「ブータン旅行」と東宮家「オランダ静養」は、どちらが無駄遣いだったのか? 情報開示からわかる皇室の事実



文/宮本タケロウ

秋篠宮ご一家ブータンご旅行

ちょうど1年前の8月、秋篠宮さまと紀子さま・悠仁さまの3人がブータンにご旅行されました。

期間は8月16日から8月25日、タイを経由した9泊10日間でした。

このブータン旅行については、「宮務官が同伴しなかった」や「悠仁さまが羽織袴を着た」などと様々な批判がされました。

ご存じの通り、ご旅行自体は「私的旅行」としてなされましたが、このことは旅行全体の費用を全て秋篠宮家のポケットマネーで支払ったということを意味しません。

ご一家の現地滞在費や交通費などは秋篠宮家の皇族費(私費)から支弁されましたが、同行する職員の滞在費や旅費、車両の借上費(レンタカー代)などは秋篠宮家に仕える宮内庁職員の職務として公費(宮内庁費)から支出されています。

今回、筆者はある宮内庁関係者から、昨年8月に行われた“秋篠宮ご一家ブータン旅行”に関して公費(宮内庁)がいくらかかったかの領収書/見積書を入手することが出来ました。

(秋篠宮ご一家ブータンご旅行に関する公費関係書類)

これらの資料を分析し、計算したところ、“秋篠宮ご一家ブータンご旅行”でかかった公費(宮内庁費)を割り出すことに成功しました。

気になるその金額は約560万円

詳細を見ていきましょう。

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ブータンご旅行にかかった公費は560万円

内訳で最も大きな比重を占めるのが、職員6人の交通費(航空賃)です。

職員6人が東京ーティンプ―を往復するのにかかったのは約290万円(2,865,920円)、内訳はビジネスクラス3人で、エコノミークラス3人でした。

平均すると、1人につき往復48万円の交通費がかかっている計算になります。

そして、職員6人の宿泊費はコーポレートカードの記録をもとに計算すると、9泊で 2,253,435円。1泊の平均は4万1000円。

  • 交通費:2,865,920円(約290万円)
  • 宿泊費:1,977,758円(約200万円)

合計すると、約490万円。

約560万円の宮内庁費の支出額のほとんどが交通費と宿泊費に遣われていることが分かります。

この他に、

  • 車両借上費 ¥29,786(ブータン現地)
  • 予防接種 ¥432,673(ブータン入国のための職員の予防接種)
  • 荷物運搬費 ¥75,600(羽田⇔赤坂御用地:64個)
  • その他

がかかっており、全てを合わせると、合計で5,657,414円でした。

以上、“秋篠宮ご一家のブータンご旅行”によって支出された宮内庁費は約560万円ということが分かりました。

皇太子ご一家(当時)オランダご静養を比べてみると…

6人の公務員が10日間海外で働いて560万円という金額が高いか安いかは人それぞれでしょうが、頭の体操のために、2006年の8月に当時の皇太子ご一家(現・天皇陛下ご一家)がオランダに私的静養へ行かれた時の宮内庁費と比較してみましょう。

(2006年皇太子(当時)ご一家オランダご静養)

週刊金曜日などの左派系メディアで活躍する共同通信記者の中嶋啓明氏が「アジア太平洋研究センター年報」(大阪経済法科大学)に寄稿した論文「外遊経費から見る象徴天皇制の現在─皇太子一家のオランダ「静養」を中心に」には、“平成18年度 皇太子同妃両殿下及び愛子内親王殿下オランダ国御旅行関係費”として、皇太子ご一家のオランダ静養に手支出された宮内庁費の内訳が記載されています。

(皇太子ご一家オランダご静養における宮内庁費内訳)

それによると、皇太子ご一家のオランダ静養でかかった宮内庁費は…

なんと1800万円…!

秋篠宮ご一家の560万円をはるかに上回ることが分かります。

1800万円のうちのかなりの部分を占めるのが、ブータン旅行と同様、職員の航空賃と宿泊費です。

職員を6人帯同させた秋篠宮ご一家と異なり、皇太子ご一家のオランダご静養では9人の職員が付き添い、かかった交通費(航空賃)の合計は10,735,970円(9人)で約1000万円。9人で割ると、職員一人につき往復で約120万円がかかっている計算です。

秋篠宮ご一家のブータン旅行での往復交通費は一人につき48万円でしたので秋篠宮家の3倍近くがかかったことになります。

ファーストクラスとビジネスクラス

東京⇔オランダと東京⇔ブータンでは、確かに航空賃に開きがあるのは当然ですが、それ以上に高くついたのは、秋篠宮ご一家のブータンご旅行の際は帯同した6人の職員がビジネスクラス(3人)とエコノミークラス(3人)に乗ったのに対し、皇太子ご一家の職員は半分以上がファーストクラスで旅行をしたからです。

前述の「外遊経費から見る象徴天皇制の現在─皇太子一家のオランダ「静養」を中心に」にはこう書かれます。

ファーストクラスは東宮侍従長、東宮侍従、東宮侍医、東宮女官、出仕の計5人。ビジネスは事務官、東宮内舎人、東宮女嬬、看護師の計4名。

中嶋啓明「外遊経費から見る象徴天皇制の現在─皇太子一家のオランダ「静養」を中心に」

皇太子ご一家オランダご静養で職員9人が往復した東京ーアムステルダム間は

  • ファーストクラス:約165万円(5人)
  • ビジネスクラス:約62万円(4人)
  • 職員9人の合計:約1000万円

これに対し、秋篠宮ご一家のブータンご旅行で職員6人が往復した東京ーティンプー間は

  • ビジネスクラス:約58万円(3人)
  • エコノミークラス:約32万円(3人)
  • 職員6人の合計(空港使用料等含む):約290万円

どちらが費用を安く抑えたかは一目瞭然ですね。

ではなぜ、皇太子ご一家のオランダご静養で使用されたファーストクラスが秋篠宮ご一家ブータンご旅行では使われなかったのでしょうか…

それは、オランダご静養に東宮侍従長や侍従が同行したのに対し、ブータン旅行には宮務官が同行しなかったからです。

そして、宮務官を同伴しないとしたのが「私的旅行だから」という秋篠宮さまと紀子さまの判断であったことはよく知られています。

「皇嗣」としての“在り方”も変わる

秋篠宮ご一家のブータン旅行について、様々な批判があったのは事実です。多少お金がかかっても皇嗣となったからには皇太子ご一家のオランダご静養と同様に、ファーストクラスで宮務官を同行させるべきだったかもしれません。

しかし、「公費の節約」という観点からみると、批判されるばかりではないとも言えるのではないでしょうか。

平成と令和で“天皇ご一家の在り方”は変わりました。

いつも自然体で優しい天皇陛下ご一家のあり方に多くの国民は癒されています。

(令和の皇嗣(皇太子)ご一家)

同じように、“皇嗣(皇太子)としての在り方”も平成と令和で変わるのが当然なのかもしれませんね。

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