紀子さま「美智子さん、早く引っ越しなさっては？　雅子皇后に失礼ですよ」と宣戦布告　嫁姑バトルが最終段階に！　

お互いの思惑がぶつかり合う

平成と令和の二つの時代をまたにかけたる一大皇室スキャンダル「小室圭問題」は未だ終息の糸口を見せない。これまでも様々な皇室問題が世間を騒がせてきたが、ここまで長期化かつ深刻化しことははじめてであろう。そしてこの「小室圭問題」は、女性皇族たちの人間関係にまで大きな影響を及ぼしているようだ。

皇族と雖も「人間」である以上は、人間関係という束縛から逃れることはできない。まして皇室という狭い空間においては、人間関係が濃密なものになりやすい。もはや公然の秘密となっているが、女性皇族の方々の人間関係というのも一筋縄にはいかない。

かつて美智子さまは紀子さまと良好な関係を築いていた。ちょうど時を同じくして週刊誌など世のメディアは、雅子さまを袋だ叩きにしていた。適応障害に苦しみ公務が減るや、ここぞとばかりにメディアは「公務ではないプライベートの外出が多い」と週刊誌が書きたてたことは記憶に新しいだろう。

この雅子さまバッシングが激しさを増す中、美智子さまと紀子さまは「触らぬ神に祟りなし」とばかりに雅子さまと距離を置いていた。 雅子さまが療養のために海外旅行をすると、当時の天皇陛下と美智子さまは共同会見で「私どもが私的に外国を訪問したことは一度もありません」と発表し、これに追い打ちをかけた。

小室圭問題の深刻さ

このようにかつては美智子さまと紀子さまの関係は蜜月であり、雅子さま一人が孤立していた。皇室のなかで雅子さまの支えは夫である天皇陛下（当時、皇太子殿下）と、愛子さまだけであった。だがこの関係が大きく変化しつつある。やはりその引き金は小室圭さんと眞子さまの結婚延期問題だ。

まず、この結婚延期問題について復習しておこう。お二人の結婚については、当時の天皇陛下（現、上皇陛下）がご裁可を下したものの、その後、小室圭さんの母・佳代さんに400万円の金銭トラブルがあることが発覚。この金銭トラブルを重く見た、宮内庁は秋篠宮家と相談した後、婚約決定に当たる“納采の儀”は2年の延期となった。この婚約延期問題が与えた影響の深さについて、ある全国紙社会部記者は次のように述べる。

「眞子さまの結婚問題を解決できず、メディアから進捗を聞かれても『娘と話をしていない』『聞いていないので解らない』と答えるばかり。さすがにこの対応には国民も呆れ果てました。

当事者である小室圭さんは、皇室利用してフォーダム大学にVIP留学中で、佳代さんはメディアから逃げ回っています。この態度は『説明責任を放棄した』に等しいため、このままの状況では多くの国民がお二人の結婚を祝福するムードにはならないでしょう。

そもそも結婚の延期期限は来年2月だというのに、いまだ宮内庁から何も発表がありません。そもそも小室圭さんは最短でも再来年まで留学する予定なので…。本当に結婚する気あるのでしょうか？」（全国紙社会部記者）

変化しつつある人間関係

この小室問題が皇室に落とした影はあまりにも暗い。メディアも一斉に手のひらを返し、小室問題のみならず、秋篠宮家問題さえも積極的に取り上げるようになった。

様々な報道が重なり、国民の秋篠宮家に対する感情は悪化の一途をたどる一方だ。なんと、悠仁さまではなく愛子さまに即位していただきたいという声まで聞かれるようになり、男系男子の皇統を維持したい安倍官邸は世論の反応に敏感になっているという。

この秋篠宮家の凋落に最も機敏に反応したのは美智子さまだったという。ある皇室関係者は次のように言う。

「ここのところの秋篠宮家バッシングとも表現できる報道を受け、美智子さまは、紀子さまと距離を置こうとされています。以前のようにお昼のお茶会などでお二人がお話しされることも無くなってしまいました。

今では美智子さまは、紀子さまがメディアを賑わすたびに『アレはもう駄目ね』とポツリと仰るそうです。「アレ」とは紀子さまのことなのでしょうか…。現在、紀子さまはピンチにおかれており、今こそ紀子さまは美智子さまの“助力”が必要な時ですが、距離を置かれてしまっている状況です」（宮内庁関係者）

美智子さまは、紀子さまに近づくとご自身の評判も落ちてしまうことを危惧しているようだ。

見捨てられた紀子さま激怒

小室圭問題に限らず、秋篠宮家の様々なありようが疑問視されている。悠仁さまの帝王教育にまで疑問の声が上がっている状況だ。このようなピンチにあって、紀子さまが「美智子さまの助言・助力」が欲しいと願うことは当然だろう。だが願いとは裏腹に、美智子さまは紀子さまと距離を置き、手助けなどは一切していないという。

この美智子さまの態度を「裏切り」と見たのは紀子さまだ。ここのところ秋篠宮邸では、紀子さまが美智子さまを批判することが多くなっているという。秋篠宮家のオクに通じる関係者は次のように言う。

「紀子さまからすれば、眞子さまのご結婚にご裁可を与えたのは上皇ご夫妻であり、それがあったからこそ縁談が前に進んだという思いがあります。その後、いろいろと問題が明らかになり、紀子さまご自身も破談を望まれているようですが、破談を発表する前に、まずご裁可を与えた上皇ご夫妻がこれを取り消すべきだと考えておられます。ですが美智子さまは、この問題に全く触れようとせず、紀子さまと距離を置かれてしまっています…。

この美智子さまの態度は『裏切り』であると紀子さまは考えておられるようです。ここの所は、美智子さまへの批判も隠そうとしません。この前、美智子さまのお荷物があまりにも多く、皇居からのお引越し作業が遅れていると発表されるや、紀子さまは『美智子さんは、早く引っ越したほうがいいわ。皇后陛下に失礼だし、非常識にもほどがある。今度あったら“早く引っ越しなさい”って言っておくわ』などと公然と仰いました。まさかの「さん」付けに耳を疑いました。これは紀子さまから美智子さまへの宣戦布告なのだ、と我々職員一同認識しています」（秋篠宮家関係者）

蜜月関係は終わり、紀子さまと美智子さまは互いが互いを「見捨てた」ようだ。嫁姑バトルの最終ステージがいよいよ始まる――。